ページ

ページ

2013年1月9日

『 2013年、これからも「持続する志」を胸に 』


■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□

田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第193号
2013.1.6発行
http://archive.mag2.com/0000251633/20130106191257000.html

※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□



□◆ 田中 優 より ◇■□■□



『 2013年、これからも「持続する志」を胸に 』


 あけましておめでとうございます!

 この言葉が言えて良かったなぁ、と今年は特に思います。

 昨年は脳幹出血で、生まれて初めて入院したので。
 おまけに縁もゆかりもない岡山県に転居したりしましたし。
 山の見える土地に住みたかったんです。
 泳げるぐらいきれいな川も流れているし。


 ぼくのブログのタイトルにしているのが「持続する志」という言葉ですが、
 最初にブログを始めたときに以下のように説明しています。

 短い文なので紹介しまょう。気負っていて気恥ずかしいのですが。


--以下引用--

2007年2月27日 http://tanakayu.blogspot.jp/2007/02/blog-post_27.html より


「持続する志」という言葉


 「持続する志」という言葉は、もともと石川啄木の言葉です。
 彼は持続することができないタイプの人だったから、この言葉を生んだのかも知れ
 ません。

 しかしやっぱり「持続する志」は重要でした。
 今から考えると全共闘世代ってのは何だったのか、管理職が「あの頃はぼくも
 がんばっていたからね」なんて言葉を聞くと、うんざりしたものです。


 長続きできない運動なら、しない方がいい。
 持続できない意志なら持たない方がいいと思うのです。


 逆に持続する意志を持つためには、生活することそのものが活動になり、
 楽しむことが運動でなければできません。
 暗い人生なんて進んで続けられるものではないですから。


 このブログはぼくの講演会の日程などが分からない、というメールが多く来たので
 作りました。本当はやってみないとうまくいくかどうか分からないので、事前に知ら
 せるのは好まなかったのですが。


 人が生きた証って、やっぱり外に出したアウトプットでしか見ることができません。
 どんなにいい人でも犯罪を起こせば犯罪者だし、逆にどんな悪人でも一度も悪いこと
 をしなければ善人です。

 アウトプットが勝負です。


 思い切ってブログを出すのもそんな気持ちからです。
 すでにたくさんの本も書いていますが、新たなアウトプットに船出する気分です。


--引用ここまで--


▼ 持続する志のために


 たぶんぼくはそんなに頑固なほうではないと思います。
 自分の考えがもし間違っていたら、その場で直してしまいますし。
 それなのになぜ「持続すること」ができるのか。

 まずは考えを持つまでになるべく調べることをしているおかげでしょう。
 意外と慎重なんです。結論を決めるまでにはいろいろ調べて考え続けます。


 次に自分にフィットしている事柄かどうかを考えます。
 このきっかけになるのが「違和感」なんです。
 なんだかしっくりしない、納得できない、という違和感こそがオリジナルを作っていく
 きっかけになっているからです。


 そして自分が重きを置く事柄に合っているのかどうか、です。
 ぼくの場合は「義理・人情」に重きを置くので、その気持ちに合わなければ自分に 
 合う運動にはなりません。


 だからかつての学生運動の人たちが、「目的が同じなら大同団結すべきだ」として
 いたのには納得できません。

 信頼関係のないところに運動なんか成り立たないと思っているからです。
 だから信頼できない人は排除します。
 そうでなければいつ背中から撃たれるか、心配し続けなければなりませんから。


 そして持った意志は持続します。
 自分が大切に思っている人たちのためだから、持続するのは当たり前です。
 無理なことはしていないから続けていられるのでしょう。


 今年はさらに新たな活動を始めます。
 政権も逆戻りして原発推進になりました。

 311以降の少しの時間だけが脱原発に傾いていただけですから、
 元の状態に戻ったまでのことです。

 しかしその間に、状況はだいぶ変化しました。
 原発の問題点はだいぶ知られるようになりましたし、
 原発から脱していく方向性も一瞬ですが見えてきました。


 ならばそれを押し広げてしまいましょう。
 原発を支えているのは人々が電力会社を支えているからです。
 具体的に電力はそこから買う以外になかったのですから。


 しかし「オフグリッド(グリッド=送電線網から離脱すること)」は
 今や可能になっています。

 これを電気自動車と組み合わせれば、メリットを出しながらオフグリッド
 できる寸前のところまできたのです。


 それは未来から見たら「当たり前」の暮らしです。


 ならばその「未来の当たり前」を現時点に呼び寄せればいいのです。
 ここに比較式を出してみましょう。


「(今払っている電気料金+今払っているガソリン代)10年分+自動車購入費」>
「太陽光発電+整流器+電気自動車購入費」

 となればどうでしょうか。


 トクなんですから買おうと思いますよね。
 そこに融資を組んでいって、10年間で元が取れるとしたらどうでしょう? 
 それを作ればいいだけですね。



 そのために必要なのは、「買うつもりがある」という人たちの予約リストですね。
 予約リストに数万人の名前が集まり、それだけの台数が販売できるとなれば、
 もっと安く生産することも可能になります。



 つまり「未来の当たり前」が「今の当たり前」になるのです。


 これを各地の人たちと一緒に進めて、ただし個人情報の管理が必要ですから直接の
 リストは事務局で管理するとしたら。



 「初夢」でしょうか。それでもいいんです。
 私たちにとって必要なのは、どんなときにも未来の可能性なのですから。


 でも実現できたら数千倍うれしいですよね。
 一緒に夢を見ませんか? 


……………………………………………………………

※2月2日開催の 
てんつくマン&田中優のワクワクする未来を創る ~「未来の当たり前」プロジェクト~ 
はおかげ様でお申し込みが定員に達しました。
また追加募集がありましたらすぐに発信させて頂きます。