-田中優より-
7月19日、山口に飯田哲也氏の応援に行ってきました。スタッフたちとの写真です。
飯田さんは20年来の活動仲間です。彼は知っての通り、国内的にだけでなく、国際的にも活動家として有名です。
東京でISEPのままいれば、リスクもなく活動できる。しかしそれをなげうってまで出馬したのです。
ここで応援しなかったらオトコがすたるという感じで出かけてきました。
面白かったのは飯田さんが自分のスタンスを崩していないこと。
「一票を」なんて言わない。
「もし山口を、そして山口から日本を変えるつもりがあるなら一緒にやろう」
と言う。当然選対泣かせで、もうちょっとウエットなムードを出してほしいと思うところだ。
しかし飯田さんは態度を変えない。
その我が道を行くおかげでストレスがなく、思いっきり元気なままで、周囲の方が追いつけなくなるぐらいタフなままだ。
一緒に回ってうれしくなった。
ぼくとの対談はもちろん打ち合わせゼロ。でもお互いに考えているところ、目指しているところは同じ。
ぼくが目論んだのは飯田さんがエネルギー問題だけの人ではないことを示すことだった。
目論見通り、彼はきっちりデータを示しながら次の時代の社会を描いて見せた。
「ドイツの就業者一人当たり輸出額は日本の約三倍、もちろんドイツ人が日本人の三倍働いているわけではない。
安いものをたくさん作ろうではなく、価値の高いものを誇りを持って作っていくべきではないか。
中国を目指して競争するのではなく、ドイツを目指して行くべきだ。
山口にはそれを可能にする資源と人と文化と技術がある。
日本の一地域が変わることで日本中を変えていく、その一歩を踏み出したい」と飯田さん。
時には見解が違うこともある。それでも同時代に活動している仲間がいることは幸せなことだ。
意見が違うなら論議すればいい。飯田さんは聞く耳を持っているし、その活動もいつも柔軟だ。
ぼくは飯田さんを信頼している。
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参考:日本とドイツ 就業者一人当たりの輸出額