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2009年2月20日

FINKISTの新アルバム発売!




□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□


FUNKISTの新アルバム発売!

 2月18日、メジャーデビュー後初のFUNKISTのアルバム「SUNRISE 7」が発売された。前にも一度「FUNKISTが好き!」というタイトルでメルマガを出していたんだけれど、今回もさらに惚れちゃうアルバムだった。

 それに何といってもこのアルバムには名曲、「こどもたちのそら」が収録されている。

どんな爆弾にだって、できないことがある

きみをやさしく笑わせること

 …で始まる曲だ。ぼくは今日の中学校の講演会でも映像とともに流した。この曲にガザでの戦争被害の写真を合わせると、同じ地球の上で起きている事態が急に身近に感じられる。ぼくらが常々悩んでいる「そんな遠いところの話なんて関係ないよ」という言葉を、言えなくさせるほどの近さがある。これが音楽の力かな。西郷くんじゃなくちゃ聞かせられない曲かもしれない。

 「BORDER」という曲もそうだけど、FUNKISTは今までの音楽とちょっと感じが違うんだ。従来の枠にはまらない、いい意味での行儀の悪さがある。「だってオレは言いたいんだよ、伝えたいんだから音楽だっていいだろ?!」って言っている感じ。

 そしてじゃじゃーん、西郷くんいわく「優さんの話を聞いてインスパイアーされて作った曲」という「雨の日の秋」。次男はそう説明して聞かせたら、「お父にしては、この曲はかっこ良すぎだな」と言っていた。まぁ、そう言いつつ、次男はFUNKISTのライブを申し込んでいたから、やっぱいいんだよな。

 で、FUNKISTのみんな、とにかくウデを上げてるんだ。7曲目の「ケイジアに吹く風」なんか、なんとインストゥルメント! ギターの音が深くてそれにフルートの音がからんでとてもいい。メンバー全員がいい音出してる。これだよな、バンドの醍醐味って。上手になったという意味もあるけど、みんなで「FUNKISTだったらこの音だろ」って練り上げている感じ。ちょっと感動するアルバムだと思う。 実はね、久しぶりだったんだ。音楽に感動するのって。ぜひ聞いてみてください。若くても若くなくても関係なしに感じるものがあると思うよ。


FUNKIST OFFICIAL SITE

SUNRISE 7

<内容紹介>フルート奏者やパーカッショニストもいる総勢7人のメンバーが自由度の高いサウンドを鳴らしながら、揺るぎないヒューマニズムに満ちたメッセージを放つことで、本質的なミクスチャー・ロックを体現するバンド、FUNKIST。そこから聴こえてくるのは、ロックの躍動もパンクの反抗もヒップホップの快楽もファンクの血潮も昇華した、タフな生命力が踊る音楽だ。
メジャー1stアルバム「SUNRISE 7」の1曲目「GO NOW」にはスカパラHORNSをゲストに迎え、他タイアップ曲、コラボ曲やインスト曲など、ライブ感に富んだ12曲を収録している。
4月26日にはSHIBUYA-AXで二度目のワンマンが大決定!!このCDを買って”生命の音”を響かせる

FUNKISTサウンドをこの機会にぜひ生で体感してほしい。


01.GO NOW

02.BORDER

03.Beautiful Star

04.CHANIN feat.O.S.D. & Loco-Passion

05.style

06.こどもたちのそら

07.ケイジアに吹く風

08.my girl

09.レイン29

10.フレンズ

11.SUNRISE

12.雨の日の秋