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□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□
天然住宅が始めたこと
ぼくは昨年、建築家の相根昭典さんとともに、非営利の住宅供給会社である「中間法人天然住宅」を始めました。さらにその住宅を取得しやすくすべく、NPOバンクである「天然住宅バンク」も始めました。こちらのバンクのほうも、届出が今月初めに受理されました。これで融資も開始できます。
その天然住宅ですが、健康に良く、森を守れる仕組みでできていますが、この建築にとっては「超氷河期」に設立したわけですから、ならなかなか進まないのが普通でしょう。しかしさらにアイデアと実行力を生かして、以下のようなことを始めています。あとから聞いていなかったと言われても困りますので、その一端をご紹介します。
1.「暖窓(ダンマド)」の見学会
天然住宅は暖かくて結露しなくてカビも生えなくていいのですが、しかしそれでも建て替えるのは大変ですよね。今回、天然住宅で「断熱リフォーム」を実現し、結露しない実際のリフォームに成功しました。
下にあるお宅はマンションなのですが、十分な断熱材がなく、北側の窓と壁が結露してあまり快適ではありませんでした。ちょうど壁紙がはがれて、リフォームしたいと考えていた時期だったこともあり、思い切って断熱リフォームをすることにしました。 天然住宅仕様ですからもちろん体に有害な材料はなく、それどころか「愛工房」のスギ材をふんだんに使って、断熱リフォームをしました。
下にあるお宅はマンションなのですが、十分な断熱材がなく、北側の窓と壁が結露してあまり快適ではありませんでした。ちょうど壁紙がはがれて、リフォームしたいと考えていた時期だったこともあり、思い切って断熱リフォームをすることにしました。 天然住宅仕様ですからもちろん体に有害な材料はなく、それどころか「愛工房」のスギ材をふんだんに使って、断熱リフォームをしました。
リフォームしたのは、まず断熱杉板壁、腰板壁。これは腰の高さまでのスギ材の板壁リフォームです。物がぶつかっても壁紙がはがれない壁です。 次に「後付け木製サッシ(複層ガラス)」です。これがダンマドです。断熱内窓です。これで熱の半分が逃げていく窓の断熱性能が抜群に上がります。 さらに「和紙」の壁紙を使って壁紙を張り替えました。和紙には吸湿、吸着効果があるので快適です。さらに同じく「国産の香り杉」を全面に用いて、トイレを快適な場所にしました。同じ杉板を使い、引き戸の玄関収納も設置しました。
設置した大栗さんのご好意により、以下のような無料の見学会を実施できることになりました。「百聞は一見に如かず」、ぜひこの機会にご覧になってください。きっと驚かれると思います。できればものすごく寒い日だといいですね。そうすると結露もなく、暖かなスギ材のすばらしさを実感できると思います。
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先日、江戸川区で断熱リフォーム工事をさせていただきました。築26年のマンションを工事に先立ち壁に穴を開け点検いたしましたところ、南側壁にはまったく断熱材が入っていませんでした。北側の壁には3cmの断熱材が入っていましたが、施工が不適切で効果が薄いものであることが分かりました。そこで北側面にさらにもう一面の杉板壁を作り、アルミサッシへは内側へ後付けの木製サッシを入れました。木製サッシには複層ガラスを使っております。百聞は一見にしかずと申します、実際に良い香りのする木材に触ってみてください。下記日時で見学会を開催いたします、ぜひ一度ご覧ください。
2月24日(火)26日(木)28日(土)
全日13:00~18:00
東京都江戸川区中葛西1-2-18宇喜田ホームズ1107号室 大栗様邸
(葛西橋通り都バス葛西車庫向かい 日野自動車西隣)
主催 有限会社 加藤木材
主催 有限会社 加藤木材
〒350-1312 埼玉県狭山市掘兼八軒屋2348-1
Tel:04-2957-9444 FAX:04-2959-0334
問い合わせ 非営利中間法人 天然住宅
〒152-0031 東京都目黒区中根1-10-18
Tel:03-5726-4226 FAX:03-3725-5652
Mail:info@tennen.org
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2.エコビレッジ小石川の見学会
もう一つは天然住宅のコンセプトのもと、江戸川の足温ネット(足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ)の仲間の住職が、小石川にエコビレッジを建築することにしました。「コーポラティブ住宅」の手法で進めるので、参加者全員が整ってからの話になるのですが、もうほぼ本決まりです。14世帯が入居できるコンクリート建てのマンションに、一部が天然住宅仕様の木造になっています。すでに6世帯は関係者で埋まり、残り8世帯もほぼ埋まりつつあります。しかしまだ全部が埋まったわけではないし、まだ事業説明会と締め切りまで少し時間がありますので、抽選になるかもしれませんが申し込みすることはできます。
この見樹院というお寺の住職である大河内秀人氏は、ぼくの仲のいい友人であるだけでなく、一緒にJVC(日本国際ボランティアセンター)の理事をし、またパレスチナ子どものキャンペーンのメンバーでもあります。親しいので言いたくはないですが、尊敬できる人物です。
その彼が、自分のお寺という共有の資産を、将来世代が使っていける社会資産にしていくべく、みんなで天然住宅を建てていこうとするのが今回のエコビレッジ小石川です。販売価格帯も周囲は億ションが当たり前の中、3000万円代(これは広さが大きくありません)~6000万円代という価格帯になっています。
もちろん相根昭典さんの設計ですから、長寿命のコンクリートに外断熱、木材もふんだんに使った快適で健康な住宅です。こちらのほうも2月22日までに参加申し込み、23日からは先着順となる予定です。また、2月21日には相根昭典さんが以前に同様のコンクリート造で建てた、鶴川の「きのかの家」の見学会もあります。
思い出してみると、ぼくが相根昭典さんの住宅に惚れたのも、「きのかの家」を見学したのがきっかけでした。もし希望される方は、お早めに天然住宅にご連絡ください。
問い合わせ 非営利中間法人 天然住宅
〒152-0031 東京都目黒区中根1-10-18
Tel:03-5726-4226 FAX:03-3725-5652
Mail:info@tennen.org