2015年6月29日

『市民による市民のための市民金融機関のチカラ-お金の使い方と、使われ方-』その1

2015.4.5発行田中優無料メルマガより

未来バンク事業組合理事長 田中優

『市民による市民のための市民金融機関のチカラ 

 -お金の使い方と、使われ方-』  その1


■無理に決まってる!

 僕がNPOバンク「未来バンク事業組合」(以下、未来バンク)を設立したのは
三十七歳のときですから、二十年前になります。

 バンクと名はついていますが、いわゆる銀行ではありません。貸企業の登録を受
け、「環境に優しい事業」「福祉」「市民運動」の三つに限って融資を行なう、
市民による市民のための市民金融機関です。融資を受けられるのは出資をした組合
員だけというシステムになっていて、出資金は一口一円で一万口以上が加入条件に
なります。

 始めた当初は、NPO仲間から、「そんな夢みたいなこと、無理に決まってる」
と冷ややかに受け取られたものです。出資金を拠出してもらっても、ATMで引き
出せるわけでもないし、配当もゼロ、そんなものに出資する人などいるはずない
じゃないかと(笑)─--。

 でも、設立二十年を迎えた未来バンクは、二〇十四年三月末時点で、組合員数五
百十三人、出資金は一億六千万円を超え、融資総額は約十億六千万円となりました。
いま全国に十四のNPOバンクがあります。もはやNPOバンクは、"夢"と揶揄さ
れる存在ではなく、立派な市民運動になったと思います。


 初めから市民金融機関を作ろうとしていたのではありません。もともとは原発へ
の異議申し立てがあったのです。きっかけは一九八六年のチェルノブイリ原発爆発
事故。事件の直後、生後三ヵ月の息子が喘息などで体調を崩し一週間入院したので
すが、もしかしたら関係あるのではと関心を抱き、環境問題を考えるようになりま
した。

 当時はチェルノブイリ事故の影響で、全国的に反原発の市民運動が展開され、と
くに八八年四月の「原発とめよう!一万人行動」では、東京の日比谷公園に全国か
ら約二百五十団体二万人もの人が集まり、すごい熱気でした。僕東京都江戸川区の
職員でしたが、江戸川区内で市民団体「グループKIKI」を設立し、これを軸に
いろいろな問題に関わることになります。


 でも、原発への反対運動は一年も経つと全国的に失速しました。痛感したのは、
「原発は危ない」と、単純に危機感を煽る運動は続かない、もっと日常的で、生活
に密着した問題意識から出発した運動にしなければということです。


 そこで開始したのが「リサイクル」、いわゆる資源回収です。当時はアルミ缶な
ど一キロ百円以上で売れました。

 ところがアルミはすぐに一キロ三十円まで暴落します。鉄など、一キロー円で売
れていたのが、逆にこちらが二十円払わないと引き取ってくれない逆有償が始まり
ました。

 なぜなんだ?-─この疑問が未来バンク設立につながるのです。


■貯金・預金の行き先への疑問

 調べてわかったのは、リサイクル品の値段が落ちる背景には、同時に新品の値段
が落ちているといるという事実がありました。つまり、安い新品のアルミが入って
くれば、リサイクル品は買い叩かれるしかない。

 なぜ新品のアルミがどんどん入ってくるのか?答えは意外でした。アルミはあち
こちの途上国で作られているわけですが、工場を稼働させる電源のための発電用ダ
ムは、日本のODA(政府開発援助)で造られていた。ブラジルのツクルイダム、
インドネシアのアサハンダムなどです。

 しかもダム建設を受注するのは日本企業。そしてODAとはいっても、円借款プ
ロジェクトで、つまり相手国にとっては借金なんです。これが国際援助なのかと疑
ってしまいました。

 そしてODAは「財政投融資」制度のもとに成り立つことを知りました。
財政投融資‐‐‐-初めて聞く言葉だったので、財政投融資と名のつく文献を片っ
端から読んだのですが、驚きました。

 その財源は、僕たちの郵便貯金や年金だったからです。


 当時、郵便貯金や基礎年金、簡保の簡保の残高は五百兆円以上もありましたが、
財政投融資のもとでは、そのお金は全額、当時の大蔵省の資金運用部に預託され、
資金運用部がそのお金を「特殊法人」に融資していたんです。

 たとえば、大反対の中、建築された長良川河口堰を運用する「水資源開発公団
(現・水資源機構)」、不必要と思われる地域にも高速道路を造り続ける「日本道
路公団(当時)」、赤字確実といわれても建設されたアクアライン(車京湾横断道
路)の「東京湾横断道路株式会社」、ナトリウム漏れ事故を起こした「もんじゅ」
の「動力炉・核燃料開発事業団(現・原子力研究開機構)、新幹線建設の「旧・国
鉄」、ほかにも大型ダムや空港、スーパー林道、リゾート開発など、僕たちが環境
問題の視点から反対してきた事業を展開する事業者にに融資されていたんです。
 

 原発のことも調べてみました。これにもやはり財政投融資が使われていました。
原発の燃料のウランを買うため「日本輸出入銀行」に融資され、輸入ウランの濃縮
や核燃利加工、そして原発建設や再処理のために「日本開発銀行」に融資されてい
ました。青森・大間崎に建設される大間原発を管轄する「電源開発株式会社」にも
融資されていました。


 多くの市民運動は、日本の環境や自然を真剣に守るべきだといろいろな場面で異
議申し立てをしてきました。巨大ダムができると知れば「大型ダムによる自然破壊
反対!」と運動を起こし、原発建設には「原発反対!」と叫び、リゾート開発にも
「反対!」と、意思表示をしてきたけれど、なんのことはない、諸々の環境破壊事
業の根っこは僕たちの貯金だったんです。

 つまり僕たちは右手では「環境破壊反対!」「原発反対!」と拳を上げながら、
左手では環境破壊や原発建設に手を差し伸べていた。そして、そんな事業者経由
で貯金の利子を受け取っていた。

 その利子にしたって、腹立たしい。当時、財政投融資は、単年度で約四十兆円
(国の一般会計は約七十兆円)もの巨額予算を動かしていたのですが、特殊法人が
原発やダムを造るたびに公共料金は値上がり、タダになるはずだった高速道路は世
界一の高額料金となり、長良川河□堰は水が売れないため税金で維持され、ニ十八
兆円もの国鉄債務は税金で返済されることとなりました。
 僕たちは結局損をしている。

 
 銀行などの貯金も調べました。これも同じです。銀行に貯金されたお金は、銀行
でじっと眠っているのではない。大手銀行の融資先を調べればわかりますが、原発
建設を推進する企業や、環境破壊につながる大型開発に関わる事業を行なう企業が
ずらりと並んでいます。


--- その2に続く


▼マガジン 『望星(ぼうせい)2014.10月号』 特集 「みんながトクする投資」 より
http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/contents/1410.html


※田中優がインタビューに応えたものを、発行元の編集者が文章にしたものです。

東京電力、原発ゼロなのに純利益5000億円超

 田中優より
 「(先ほどの東電のめちゃくちゃに引き続き)もうひとつ、東電のめちゃくちゃ。 
税を受けて成り立つ東電が純利益5000億円だと。」 

  ◇   ◇   ◇   ◇  

【これは酷い】東京電力、原発ゼロなのに純利益5000億円超! 何故か福島原発事故前よりも利益が増える!クレームの電話も殺到! (真実を探すブログ 2015.1.7)
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5072.html

東京電力の発表によると、2015年3月期の純利益は5210億円の黒字になる 見通しとのことです。これは福島原発事故前の2010年や2009年よりも大きな金額 で、震災後の電気料金値上げの影響で利益が大幅に増えたと見られています。 利益は前期比で2.2倍となり、原発ゼロでも経営には何も問題が無いことを示した と言えるでしょう。・・・   

東電、海外に210億円蓄財 公的支援1兆円 裏で税逃れ

田中優より 
「オランダやイギリスが最も大きな税の逃避地(タックス・ヘイブン)なんだけど、 
こういうところを利用して税で成り立つ東電は税逃れをする。 
そんな会社に税が注がれるんだからめちゃくちゃな話だ。」 

  ◇   ◇   ◇   ◇  

「東電、海外に210億円蓄財 公的支援1兆円 裏で税逃れ」(東京新聞 2014.1.1) 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014010102100006.html

東京電力が海外の発電事業に投資して得た利益を、免税制度のあるオランダに蓄積し、
日本で納税していないままとなっていることが本紙の調べでわかった。 
投資利益の累積は少なくとも二億ドル(約二百十億円)。 
東電は、福島第一原発の事故後の経営危機で国から一兆円の支援を受け
実質国有化されながら、震災後も事実上の課税回避を続けていたことになる。 

2015年6月27日

7/3まで!JVC タイの農村で学ぶインターンシップ募集

田中優より
 「タイの農村に学びに行くインターンシップです。 
JVCのタイ農村部での支援活動は彼ら自身の活動に移ることで終了しました。 
支援は必要がなくなるのが一番大切です。 
その終了した現場ですが、その後は逆にこちらが学ばせていただいています。
興味のある方はご応募ください。」  

    

 JVC(日本国際ボランティアセンター)  
http://www.ngo-jvc.net/jp/notice/2015/03/2015thai-internship.html より 

このプログラムは、国際協力や環境保全、NGOに関心がある人を対象に、 
タイの農村に約7ヶ月間派遣し、国際協力に関わる上での視点を養うプログラムです。

このプログラムを通じて、国際協力や開発を考える上での基礎的な考え方を学び、 
将来はNGOをはじめさまざまな分野での社会活動を担えるようになることを目指しています。 

タイの農村への貢献や現地の村人を支援するのではなく、 
参加者が農村開発の現場に身を置いて、村人から「学ぶことを重視しています。 
知りたいこと、学びたいことがあれば自発的に行動を起こせるような 
自主性を持った人のためのプログラムです。 

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書類提出締切: 2015年7月3日(金)必着 
面接日時: 2015年7月6~10日もしくは7月13~17日の間で設定 
採用者決定: 2015年7月下旬 
研修期間 約7ヶ月間(2015年9月上旬~2016年3月末) 

募集人数 最大4名(最少催行人数2名) 
参加費 75万円 

 詳細はJVCのHPをご覧ください

2015年6月26日

7/2まで パブコメ 「日本の約束草案(政府原案)」に対する意見募集・・・田中優が出した意見はこれ!

2020 年以降の温室効果ガス削減目標を含む約束草案については、国連気候変動枠組条約第 19 回締約国会議(COP19)決定により、本年に開催される国連気候変動枠組条約第 21 回締約国会議(COP21)に十分に先立って提出することが各国に求められています。

このことを受けて、我が国では、約束草案提出に向けた検討作業を加速化すべく、これまで中央環境審議会地球環境部会 2020 年以降の地球温暖化対策検討小委員会及び産業構造審議会産業技術環境分科会地球環境小委員会約束草案検討ワーキンググループの合同会合(合同専門家会合)において審議を重ね、第 29 回地球温暖化対策推進本部(平成 27 年6月2日開催)にて「日本の約束草案(政府原案)」をとりまとめました。

今般、内閣官房、環境省及び経済産業省では、「日本の約束草案(政府原案)」について、広く国民の皆様から御意見を募集することになりましたのでお知らせします。



田中優より 
保存せずに閉じてしまったので送ったものそのものではありませんが、
以下のような趣旨で「日本の約束草案(政府原案)」への以下のようにパブコメを送りました。
   ↓     ↓     ↓


「2013年比26%削減」は、1990年比だとわずか18%です。
基準年をずらすことで大きく見せるのは、国際的に物笑いの種になるので恥ずかしいので
やめてください。 

京都議定書のときに石炭火力発電所を稼働率50%にするから大丈夫だと数値を改ざんし、
それに対して電力会社は「そんなことはしない」として無視しました。
石炭火力発電所はもはや、アメリカですら実質的に新設中止しているのに日本だけは
設予定です。 

二酸化炭素の最大発生源は発電所で、その電気の三分の二を消費しているのが
「特別高圧」という巨大事業所です。
原因者を対策せずに、対策したふりをするのはやめてください。」 (田中優)
 



▼パブコメ 詳細 
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195150009

2015年6月24日

新電力に期待すること

田中優より
 「新電力に期待するのは、少なくとも「節電すると得する仕組み」を持っていること。
新たな発電所なんかいらないよ。
電気消費を減らせば今の発電所すら半分はいらなくなるんだから。」

  ◇   ◇   ◇   ◇  


「省エネを推進する新たな仕組みが必要だ」


望ましいエネルギーミックス(電源構成)について、電力自由化後に登場した新電力(特定規模電気事業者)はどう考えているのか。今回は、新電力最大手であるエネットの池辺昭裕社長に聞いた。同社はNTTファシリティーズ、東京ガス、大阪ガスの出資により2000年に設立。全国150以上の発電所から電気を調達し、全国の1万9000件を超える顧客に電気を販売、そのシェアは新電力の約47%(2013年度)に達する。

2015年6月23日

廃タイヤの人工魚礁、狙い外れ海洋環境に悪影響

田中優より
 「人工漁礁を作ると埋め立てたタイヤ、かえって環境破壊につながっていて 
回収を始めるそうです。 グッドイヤー社の発案だったそうですが、バッドアイデアでしたね。」   

◇   ◇   ◇   ◇   

 ▼「廃タイヤの人工魚礁、狙い外れ海洋環境に悪影響」 
http://www.afpbb.com/articles/-/3050577  

南フランスのリゾート地、カンヌ(Cannes)のビーチ。
ここでバカンスを満喫する観光客や映画スターたちは気付いていないかもしれないが、
キラキラと輝く 波の下には、海洋環境の改善を目的に意図的に沈められた廃タイヤ
数万個が沈んでいる。このタイヤが厄介な問題を引き起こしている。  

1960年代には、廃タイヤによる人工魚礁は、すべての関係者にメリットをもたらす構想
だと考えられていた。タイヤを海中に沈めて人工魚礁を作れば、海洋生物の定着・繁殖
のための環境を整えると同時に、漁業を活性化し、さらには不要廃棄物も一挙に処分
できると期待された。しかし、それから数十年が経ち、数百万個のタイヤが海に沈めら
れた結果、当初の狙いとは逆に汚染問題への懸念が広 がっている。・・・


2015年6月22日

自エネ組 独立電源の設置の動画

自エネ組 独立電源の設置の動画 をUPしました。

動画は自エネ組HP http://jiene.net より
マップの下あたりに「自エネソーラー設置動画」とあります。


また、「自エネ電力マップ」を更新しました。
 
現在全国で何と【38か所で発電中】!
15か所が設置予定です。


お問合せなどはこちらより
http://jiene.net/office.html

6/26-28 皮むき間伐ツアー2015@くりこま

今年も行きます!やります!皮むき間伐ツアー♪♪


【 田中優より 皮むき間伐ツアー2015に向けて(6/26~6/28) 】 

「今年もエコラの森に行く。皮むき間伐するためだ。 山仕事に関わると、それ以前よりずっと山が好きになる。  「春の紅葉」を知っているだろうか。ほとんどの木は春先に萌芽するとき、普段と違った色の葉をつける。

多くの常緑広葉樹は4月から5月にかけて世代交代のために紅葉する。中には桜のように、葉をつける前に開花する木もある。森は色とりどりの葉と花と枯葉に彩られるのだ。千代紙の持つ、非現実的な色彩が目の前に現れるのだ。   

エコラの森には広葉樹と植林された針葉樹がモザイク状に植えられている。植えた人はきっと山を愛していたのだろう。針葉樹一色の植林にしなかったから、生き物たちもたくさん住んでいる。  

しかし植林された部分はその後手入れがされなかった。 しかも一部は盗伐されてしまっていた。 だから観賞するだけでなく、本当に山を守ろうと思う人たちが必要だ。

そこで私たちは毎年夏と冬、微力ながら間伐や植林をしに行くことにしたのだ。本当の森と、本当の木材利用の知恵を知ってほしい。ウソだらけの「無垢材利用」に騙されないためにも、このツアーで本物の現場に出会ってほしい。」



 ◆ ◆ ただいま参加者を募集中です ◆ ◆

 皮むき間伐、一度ぜひ体験してみて下さい♪ 


詳細・お申込はこちらより


<プログラム内容>

26日(金)

13:10 東北新幹線「くりこま高原」駅集合
14:00 くりこまくんえん(製材所)見学
15:00 エコラの森へ移動
16:00 エコラの森着~大沼旅館へ移動(入浴)
17:00 エコラの森着~夕食準備
18:00 夕食、交流会
19:00 田中優講演会

27日(土)

7:00   起床、朝食準備
8:00   朝食
9:00   皮むき間伐作業
12:00  昼食
13;30   皮むき間伐作業・薪割り作業
16;00   大沼旅館へ(入浴)
17:00  夕食作り
18:00  夕食・交流会


28日(日)

7:00   起床、朝食準備
8:00   朝食
9:00   湯守の森見学
12:00  昼食
13:00  解散予定(東北新幹線「古川駅」or「くりこま高原」or陸羽東線「鳴子御殿湯駅」)まで順次送迎)

※プログラムは天候や諸事情により変更になる可能性があります


↓皮むき間伐動画↓




2015年6月19日

『放射能の健康被害、何が本当に危険なのか』


以下、約3年前の2012.4.15に発行しました有料メルマガのバックナンバーを、
2015.3.17発行田中優無料メルマガにて「お試し読み」として文章のみ転載しました。




  ◇   ◇   ◇   ◇    ◇   ◇   ◇   ◇  

2012.4.15発行 
田中優有料・活動支援版メルマガ "未来レポート" 第12号より転載

□◆ 田中 優 より ◇■□■□

『 放射能の健康被害、何が本当に危険なのか 』


◆放射能の本当の危険性

 今、ちょうど放射能の危険性のことを本に書いていて、そのためにいろいろ調
べて考えてみたんだ。そしたら従来の考え方では納得できない点がたくさん出て
きた。

 それは、これまでは「〇〇マイクロシーベルト」の吸収線量だから危険だとか
考えてきたんだけど、それよりもっと危険なのが「内部被曝」なんじゃないかっ
てことだった。

 もちろん外に飛んでいる放射線が安全なわけじゃない。「下手な鉄砲、数撃
ちゃ当たる」って言われるとおり、やたら放射線が飛んでいるところにいれば、
遺伝子だって壊されるし。だけどそうだったら、バンダジェフスキーさんが調べ
た「疾病数と体内ベクレル数の比例関係」が説明できない。


 バンダジェフスキーさんってのは、ベラルーシのゴメリ医科大学の学長さん
だったんだけど、政府に不都合な結果を公表したっていうんで、冤罪で逮捕・
監禁されていて、アムネスティーなどの活動によって釈放されたけど国内に戻れ
ず、今なおウクライナで暮らしている医者なんだ。

 この人はチェルノブイリの放射能汚染の7割が落ちたと言われるベラルーシに
いて、患者さんが亡くなると解剖して、どの臓器にどれだけのセシウムが蓄積し
ていたかを実際に調べたんだ。

 これまでの話ってのはどれもこれも、実際のデータに基づいた話じゃなかった
んだ。ヒロシマの原爆被害のデータも、隠されて改ざんされて、散々なものにな
ってしまっているからね。そのことは琉球大学の矢ヶ崎先生が克明に書いている。

 その実際のデータに合致するためには、どう考えたらいいのかずっと悩んでい
たんだ。書き終えてから矢ヶ崎さんの本を読んだら、まさにそこに書いてあるこ
とと同じだったんで、びっくりしたけど。


◆シーベルトは被曝線量

 われわれが聞く数値はだいたい「ベクレル」と「シーベルト」だよね。

  ベクレルはそこから出ている放射線の数。一秒間に一個の放射線が出ていたら
1ベクレルだ。単位は通常、1キログラム当たりだ。

 一方のシーベルトは吸収線量だ。どんだけ当たったかを示す数字。つまりただ
飛んでいるものを数えるのがベクレルで、それをダメージに換算してあるのがシ
ーベルトだ。

 だから放射能測定器で、日本製のものだけが感度が悪かったり、輸入業者がア
メリカ製のまま納品しようとしたら政府に断られたりしたわけだ。簡単に言うと、
ダメージに計算するための「数式」が入ってるから、ごまかすこともできるわけ
だ。

 バンダジェフスキー氏は、「シーベルトで評価するのはダメだ。ベクレルでな
いと」と言う。しかも外の放射線量ではなくて、体内に蓄積しているセシウムの
量を「ホールボディーカウンター」で測れという。

 なぜなら体内の放射性セシウム量と病気の発生数が、完全に比例するからだ。
もちろん外にある放射線だって問題なんだが、それより桁違いに健康に影響する
と言うのだ。


 ぼくは基本的に実際のデータを信頼する。どんな高貴な学説でも、現実に合っ
ていないなら寝言にすぎない。しかしバンダジェフスキー氏の説は、まさに解剖
データに裏打ちされているのだ。

 しかも日本の放射能汚染は、チェルノブイリ事故の汚染にとても近い。
 ということは、チェルノブイリの現実に学ぶのが一番合理的で、そこでの数字
を把握したバンダジェフスキー氏の説を検討するのが、一番合理的だと考えたの
だ。


◆チェルノブイリ事故と人口変化

 そこでちょっとグラフを見てほしい。
 ベラルーシの人口がチェルノブイリ原発事故後にどう変化したかのグラフだ。

(グラフ)

 見てわかるように一段と減っている。それ以前も減っていたが、これは大気圏
核実験のせいだと見られている。それが再び回復しているのが1999年だ。そこに
何があったかと言えば、食品の放射能濃度基準を、思いっきり下げているのだ。

 特に出生率の変化が大きい。次に影響しているのが大人の死亡率だ。
このデータはウクライナでもほぼ同じで、食品の基準が厳しくなることで快方に
向かっている。

(グラフ)

 特にベラルーシとウクライナは隣接した国同士だから、ウクライナの基準厳格
化はベラルーシの人たちにも伝わっていたはずだ。そのせいでベラルーシでは基
準の厳格化の少し前から改善されているのではないかと思う。


 つまりぼくは「食品のセシウム汚染値が、最も人体に影響している」と考える
しかないと思うのだ。バンダジェフスキー氏は、膀胱がんは体内セシウム量が、
わずか5ベクレル/体重kg(以下同じ)から出始め、10ベクレルで正常な心臓の
リズムが3割の人にしか確認できなくなり、20ベクレルではさまざまな病気が発
生し始めるという。

  だから彼は「シーベルトよりも、体内ベクレル数を気にすべきだ」と主張する
のだ。


◆私たちの体内放射線量は?

 そうなるとがぜん、自分たちの体内放射能レベルが気にかかる。まずは福島県
南相馬市内での中学生以下の体内放射能データを見てみよう。

(グラフ)


「これは完全に人体に影響ないレベルだ」と言われているものだが、バンダジェ
フスキー氏の見解から考えるととてもそうは言えなくなる。体内のレベルが5ベ
クレルを超えている子どもが全体の34%、三分の一を占めている。10ベクレルを
超えている子どもも12%も存在する。

 10%を超える数字は、心不全などが7割に起こるという数値だ。これは安全な
のか?

 バンダジェフスキー氏は食べ物は限りなくゼロに近いものだけしか食べてはい
けないと言う。

  大人であっても筋肉に蓄積するセシウムは心臓に溜まり、心筋梗塞などを引き
起こすので良くないと言い、女性の場合には不妊につながりやすいと言う。この
数値には恐怖を感じるほどだが、いったいどういうメカニズムでそうなるのだろ
うか。

◆体内のダメージはα、β線が大きい

 まず測られている放射線の問題がある。

  放射線には主にα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)線があるが、
測ることができるのは主にγ線だ。γ線は鉛板か分厚い鋼鉄でなければすり抜け
てしまうほど貫通力のある、いわばピストルの弾だ。これはどこにあろうが透過
するから測定できる。だからそれで測られるのだ。

 しかしα線は紙一枚通り抜けられない。肌を抜けられないのだから外からの被
曝は心配ない。でも体内では巨大な爆弾のように周囲を壊すので大きな被害を与
える。β線はその中間だ。

 1メートルほどしか飛ばず、板一枚で止まるので、体内のβ線を外から測定す
るのは困難だ。

 だからγ線の量を測って健康を占っているのだ。これで正しいのだろうか。


 しかし大きな影響を与えているのは体内被曝だ。体内から撃たれる放射線は必
ず周囲の組織に当たる。しかもエネルギー量も大きい。たとえば銃で撃たれた場
合、被害が大きくなるのは弾が体内で止まったときだ。突き抜けた場合はエネル
ギーも抜ける。しかし体内で弾丸が止まると、そこですべてのエネルギーを放出
するから被害が大きくなるのだ。だからγ線のようなピストルの弾ではなく、
α、β線のような「爆弾」だった場合は突き抜けられずにダメージを大きくする。


 ところが測れないからγ線で測っている。しかもセシウムは最初からセシウム
ではなく、しかもγ線を出す放射性物質ではないのだ。放出された時点ではヨウ
素137という気体だ。それがわずか30秒の半減期でβ線を出してキセノン137にな
る。これも半減期3.4分でβ線を出してセシウム137になる。その後半減期30年で
β線を出してバリウム137mになり、最後にγ線を出して安定したバリウムになる。


 「ヨウ素-キセノン-セシウム-不安定バリウム-安定バリウム」と変化し、
その間に出すのはβ線三回にγ線一回だ。このγ線しか測れないのだ。実はγ線
よりβ線の方がダメ―ジが大きく、回数も三倍多いというのに。そしてβ線のダ
メージはほとんど考慮されていない。


◆なぜ内部被曝は甘く見積もられるのか

 放射性物質は最も小さな単位である元素である。福島原発事故が放出した莫大
な放射能も、もしヨウ素の重さで計算したらわずか167gにしかならない。それで
これだけの汚染だ。  重さで考えたら、私たちが怯えているものはいくら大きな
塊でも、数億分の1gの重さにすぎないのだ。

 しかも放射性物質は一個ずつ単独で転がっているものではない。化学反応しな
がら塊になって飛んでくるのだ。その塊が体内に入って、数億分の1gという重さ
の一か所から、周囲の細胞に爆弾のような被害を与える。
 これが本当の放射能の危険性だ。


 ところがこれまでの政府やICRP(国際放射線防護委員会)の計算では、放射
線は別な場所から広い範囲に放射線でダメージを与える計算になっている。広く体
全体に放射線を浴びるなら、免疫力でダメージを回復することもできるかもしれな
い。

  しかしたった一つの臓器の、ある特定の一か所ばかりを連続的に壊されると、そ
の部分機能不全になってしまう。人間は全身がくまなくガンになって死ぬわけでは
ない。たった一つの臓器の、たった一つの機能が不全になるだけで死に至るものな
のだ。

 弱点のアゴばかりを連続してアッパーされるようなものだ。ボディーもどこも
ノーダメージだったとしてもノックアウトされるだろう。しかもβ線は電子で、
元素の外周を回っている電子を蹴飛ばして外してしまう。すると電気的に不安定
になった元素は(マイナス電子がひとつ足りない)、他の元素から電子を奪った
り、無理に共有したりする。

  こうして周囲にさらにダメージを広げていく。このβ線の内部被曝が、ほとん
ど考慮されていないのだ。

 さらに自然界に昔からある「自然放射線量」と比較して、それほどでもないと
言われるのだが、そこに違いがあるのだろうか。昔から地球に存在していた自然放
射能を、生物たちは蓄積しないようにしてきた。だから特定臓器に集中したり、い
つまでも排泄されないということがない。

 量の多い自然放射能であるカリウムなども、毎日摂取している量と排泄する量が
同じになっている。
 
 生き物には蓄積させない仕組みがあるのだ。


◆だから食べ物に配慮を

 セシウムを食べてしまうことはとても危険だ。でも2012年4月から、日本の食品
の放射能基準だって厳しくされたはずだ。

「飲み水10ベクレル/kg(以下同じ)、牛乳50ベクレル、一般食品100ベクレル、
乳幼児食品50ベクレル」と、それまでより数倍厳しいものにしている。
 これでは足りないのだろうか。

 この量で、体内に蓄積するベクレル数を計算してみた。
 実際の食品ごとの摂取グラム数、排泄されるまでの日数、半減期などを入れて。

(表)

(グラフ)

 この新たな基準でも、毎日セシウムを153ベクレル摂取することになる。体内の
セシウム量がゼロから10ベクレル/体重kgに達するのにわずか4日、20ベクレルを
超えるのに9日、2年後に体内のセシウムレベルが323.9ベクレルになるまで平衡し
ない。そこからはずっと323.9ベクレルで安定化するが、もちろん安全なレベルで
はない。平衡するのは摂取量と排泄量が釣り合うからだ。

(グラフ)

 一方、バンダジェフスキー氏は体内レベルを5ベクレル以下にさせたいという。
  では逆に、5ベクレル以下を実現するには、一日の摂取セシウム量をどのぐらい
に下げたらいいだろうか。

  計算してみると、一日に摂取できるセシウムは、わずか2.35ベクレルまでになる。
 
 今の日本の食品基準の65分の1まで下げなければならない。そうするためには、
摂取量の多い野菜、穀類、乳製品、くだもの、魚・肉、イモ類、豆類をすべて1ベ
クレル以下にし、さらに飲料水を0.5ベクレル以下にしなければならない。
 ほとんど絶望的に感じてしまうほどの厳しい基準だ。

 とても不可能だと思うことだろう。しかし可能かもしれない。上に見た南相馬市
の小中学生の調査結果は、平均7ベクレル/体重kgである。また国立医薬品食品衛
生研究所の調査では、
「宮城、福島、東京の3都県の平均的な食事の摂取量は、1日当たり3.39ベクレル」
にとどまっていると言っている。

  その数値で計算してみると、1年2か月後に7.2ベクレル/体重kgで平衡して安定す
る。「平均7ベクレル/体重kg」とも「福島原発事故から1年2か月後」とも一致し
ている。

 つまり現在の食品他の汚染レベルは、1日当たり3.39ベクレル、体内7ベクレル
/体重kgに収まっているのだ。これは救いではないだろうか。

 あと少し頑張れば、バンダジェフスキー氏のいう影響がほとんど出ない範囲に下
げることができる。

 もっと厳しい基準にし、高性能な測定器で食品を測るようにすれば、安全なレベ
ルに暮らすことができるかもしれない。安全な食品を選び、免疫力を強くし、体外
にセシウムを排泄する効果の高いものを食べていればいい。

 具体的には緑黄色野菜や食物繊維(ぬるぬる分が食物繊維)の多い食品、そして
発酵食品を中心に食べれば、体内の汚染を下げて免疫力を高めることができる。


(図)【免疫力を高くする食品(デザイナーフーズ)】


 政府に基準を厳しくしてほしいと思う。そうでないと、この文を読んで理解し
た人たちは防衛できるが、そうでない人たちは体内被曝を避けられなくなって
しまうからだ。

 この汚染された世界に生き抜くためには、新たな知恵が必要になっているのだ。


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原発事故後を生きるための必読書!


<目次>

第1章 放射能汚染の中の暮らし
第2章 外部被曝と原発事故の被害
第3章 内部被曝とダメージ
第4章 チェルノブイリの現実から考える
第5章 私たちは何を食べたらいいのか
第6章 これから日本でどう暮らすか
第7章 原発周辺のミステリー
第8章 がれきをどう処理すべきか


集団的自衛権の解説がわかりやすい!「ネッシー探し」

田中優より 
この木村草太氏の解説は面白いし的を射ていると思う。 
特に面白かったのは「ネッシー」のたとえ。  

  ◇   ◇   ◇   ◇  

なぜ、憲法学は集団的自衛権違憲説で一致するのか?
 木村草太・憲法学者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00000008-wordleaf-pol&p=2

「では、集団的自衛権の行使を基礎付ける憲法の条文は存在するか。
これは、ネッシーを探すのと同じくらいに無理がある・・・
集団的自衛権を合憲とすることは不可能であり、
合憲論者が「たくさん」と言えるほどいるはずがない。

もちろん、合憲論者を一定数見つけることもできるが、
それは、「ネッシーがいると信じている人」を探すのは、
ネッシーそのものを探すよりは簡単だという現象に近い。」

「津波対策は不可避」と知っていた

田中優より
 「福島原発事故前、社内で回収を予定した文書の中に、「津波対策は不可避」と。
知っていてしなかったヤツが、なんで無罪なの?」  

 ◇   ◇   ◇   ◇    

東電「津波対策は不可避」=震災2年半前、社内文書で-福島第1・東京地裁 http://www.jiji.com/jc/eqa?k=2015061800775&g=eqa 

東京電力福島第1原発事故で、東電の勝俣恒久元会長ら歴代経営陣が津波対策を怠ったとして、株主が起こした株主代表訴訟の口頭弁論が18日、東京地裁(大竹昭彦裁判長)であった。株主側は東電が2008年9月の会議で使った社内文書に「津波対策は不可避だ」との記載があったと指摘。「東電は不可避の対策を先送りしたことを自白している」と批判した。

(中略)

社内文書は、推本の予測について「完全に否定することは難しい」とした上で、
「現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、津波対策は不可避だ」と記している。
株主側は「回収予定の文書だから記載されたもので、東電の本音を示している」と指摘した

本日6/19まで! パブコメ 四国電力株式会社伊方発電所3号炉・・田中優が出した意見はこれ


原子力規制委員会は、平成 25 年 7 月 8 日に四国電力株式会社から核原料物質、
核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(以下、原子炉等規制法という)第
43 条の 3 の 8 第 1 項の規定に基づく伊方発電所3号炉の原子炉設置変更許可申
請書を受理し、「原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」において審
査を行い、審査の結果をとりまとめました。
下記の要領にて別添の「四国電力株式会社伊方発電所の発電用原子炉設置変
更許可申請書(3号原子炉施設の変更)に関する審査書(核原料物質、核燃料
物質及び原子炉の規制に関する法律第 43 条の 3 の 6 第 1 項第 2 号(技術的能力
に係るもの)、第 3 号及び第 4 号関連)(案)」について、科学的・技術的御意見
を広く募集いたします。 』




田中優より 
四国の伊方原発の「3号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案に対する科学的・技術的意見」へもパブコメを出しました。これは6/19今夜まで。 
   ↓     ↓     ↓


伊方原発の直下には中央構造線が通っていますし、南海地震の活断層も近くです。ところが伊方原発は1000キロを超える中央構造線のうち、50キロほどだけが地震を起こした場合を想定するのみです。断層の距離に応じて地震の規模は大きくなるのですから、これで防げるはずがありません。 

また四国の送電線網は本州との間が橋でつながっていて、震災のときには断絶する可能性が高いです。そのときには四国全体が「電源喪失」してしまいます。そのときになって「想定外」と言われても困ります。このような問題点から許可すべきではありません。撤回してください。」 (田中優)
 

JVC おうちに眠っているお宝でご協力ください!

田中優より
 「JVC(日本国際ボランティアセンター)からの、「お宝鑑定団」的な寄付のお願い。
これ、なかなか面白い。
けどぼくは何も持ちたくない派なので、該当するものがないなぁ。
何か面白いものをお持ちの方、それ、困っている人の支援に使えます。」 

  ◇   ◇   ◇   ◇     ◇   ◇   ◇   ◇  

▼JVC 家に眠っているお宝を集めてます!」
http://www.ngo-jvc.net/jp/notice/2015/06/20150601-otakara.html


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