2014年4月29日

ピックアップNEWS:「大変!認定NPO法人制度が瀕死の危機」


◆◇ 田中優より ◇◆

「せっかく日本でもわずか数百のNPOだけは寄付金の一部を税控除できるように
なったのに、それを後戻りさせる話が出ているそう。
 

政府が機能しない、もしくは機能が遅れている分野をNPOが補完しているのに、
政府がその制度を失わせようとしている。

 「認定NPO法人制度」を守らなければ。」
 


NEWS

alterna×s 2014.4.24
 「「認定NPO法人制度」が瀕死の危機 NPO団体が結集し、対策会議」
 http://alternas.jp/study/news/51933 より抜粋

 政府は、「租税特別措置法」の全面見直し・廃止・縮小の方向に動いており、
税制優遇される「みなし寄付金」や「企業からの寄付金損金算入特別枠」が
検討対象に入っている。

 「みなし寄付金」とは、収益事業の利益を非収益事業に使用した場合に寄付金
とみなし、一定の範囲内で損金に算入できる制度だ。

 「企業からの寄付金損金算入特別枠」とは、損金算入限度額の範囲内で寄付金
を損金算入できる制度である。

 「認定NPO法人」とは、国税庁長官の認定を受け、税制上の優遇措置が与えら
れた法人だ。NPO団体は全国に5万ほどあるが、2011年にNPO法が改正され、
認定・仮認定法人数は全国に約600ほどある。

 3年前の税制改革で、寄付がしやすい制度に改正されたが、今回の見直しで
逆戻りしそうだ。 
 

2014年4月26日

ピックアップNEWS:「なぜ(残留農薬基準は)、このように高い基準値になるのか」

◆◇ 田中優より ◇◆

「この記事、わかりやすくて的確です。

なぜ(残留農薬基準は)、このように高い基準値になるのか。
農薬メーカーによる残留試験で得られた残留値のうち、
もっとも高い値の約2倍(1.5~3倍)を残留基準にしているからだ。』

ってことは、人体の都合じゃなくて農薬メーカーの都合じゃないか。」
 


NEWS

「2014.04.19  農薬類は微量・低濃度でも安全とはいえない」より
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-2752.html

◆ボトル飲料を毎日1リットル近く飲み続けたら――
◆使う側の都合で決められる「残留農薬基準」
◆ADI(1日摂取許容量)は問題だらけ
◆食べるより吸う方が危険
◆「発達障害」急増の原因の可能性
 

2014年4月25日

みんなでWood job!! 5月23日~25宮城にて皮むき間伐ツアー@宮城

 
 
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 ◆みんなでWood job!!
  限定20名!5月23日~25宮城にて
  植林&皮むき間伐&薪割り&石窯ピザ作りなど体験付き  ◆

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□◆ 田中 優 より ◇■□■□


天然住宅バンクが主催してやっている「皮むき間伐ツアー2014」、
5/23(金)~25(日)に実施します。

植林、皮むき間伐、林業体験、ピザ焼き、温泉、交流会と、
さまざま楽しめます。

人が集まるならバスツアーもいいなぁと考えています。

ぜひご参加ください、Wood job!!



******


●日時 平成26年5月23日(金)~25日(日) 

●スケジュール

23日(金)
13:10 東北新幹線「くりこま高原」駅集合(第1便)
13:40 くりこまくんえん工場見学
15:30 エコラの森へ出発
16:30 温泉
16:45 陸羽東線「川渡温泉」駅集合(第2便)
17:30 夕食作り
18:30 夕食、交流会


24日(土)
7:00   起床、朝食準備
8:00 朝食
9:00   植林体験
9:55   陸羽東線「川渡温泉」駅集合(第3便)
12:00  昼食
13;00 皮むき間伐体験
16;00 湯治林見学&温泉
17:30  夕食作り
18:30 夕食・大交流会


25日(日)
7:00 起床、朝食準備
8:00 朝食
10:00 薪割り体験
11:30 石窯ピザ焼き体験
14:00  解散予定(川渡温泉駅まで順次送迎)

※プログラムは天候や諸事情により変更になる可能性があります。


●行先 宮城県大崎市、栗原市


●集合時間・場所(ご希望の時間帯から参加できます。参加費は一律です。)

第1便:5月23日(金)13:10 東北新幹線「くりこま高原」駅
第2便:5月23日(金)16:45 陸羽東線「川渡温泉」駅
第3便:5月24日(土) 9:55 陸羽東線「川渡温泉」駅
※車で来られる方は、随時受け入れ可能です。
 一部のプログラムのみの参加(途中退出)も相談応じます。


●宿泊場所
エコラの森宿泊所(宮城県大崎市)もしくは鳴子温泉郷「川渡温泉」


●申込み方法
 お申し込みフォーマットよりお申し込みください。
 → http://tennen.org/tours/140523/


●申込み締切り
随時受付中。※定員に達し次第、受付を終了します。


●定員 20人 (最低催行人数10人)


参加費
大人:12,000円
学生(高校生以上):10,000円
小中学生:5,000円
未就学児:無料

※入湯代、酒代別途徴収


●共催 天然住宅バンク、NPO法人日本の森バイオマスネットワーク

●協力
NPO法人しんりん、(株)サスティナライフ森の家、(株)くりこまくんえん

●お問い合わせ・お申込み
天然住宅バンク事務局(担当:田中・井上)
メール info@tennenbank.org
電話  03-5726-4226

4/29(祝)田中優オフグリッド住宅見学&座談会のご案内

残り数名です!

(主催者様より)

エネルギー自給の先進事例を見学しませんか?

1部:自エネ組の見学(地域のれんげ祭りへの参加)

2部:田中優さんのご自宅の見学
(パーソナルエナジー、自エネ組 オフグリッドシステム見学と
田中優さんによるレクチャー



【主催団体NPO法人棚田LOVER’sの想い】
私たちは美しい棚田のある里山を未来の子どもたちにつなぐために、
農薬や化学肥料を使わないで、お米や野菜作りに取り組んでいます。


将来的にはエネルギーも自給できればと想い

今回1部は自エネ組の見学(地域のれんげ祭りへの参加)。

2部は田中優さんのご自宅の見学
(パーソナルエナジー、自エネ組 オフグリッドシステム見学と
田中優さんによるレクチャーを行います。


一緒に学び、楽しみ、エネルギー自給の先進事例を見学しませんか?


■日時:2014年4月29日(火・祝)
1部;10:00~12:00過ぎ 
2部;14:00~17:00

■場所

1部:自エネ組の見学 HP: http://www.satoyama-shizen.or.jp/
   住所;〒709-3122岡山県岡山市北区建部町吉田321

2部:田中優さんのご自宅の見学 HP http://www.tanakayu.com/
   住所;岡山県和気郡和気町


■参加費:3500円(1部のみ、2部のみ参加もできます。)


■定員:15名(先着順):4月27日(日)締め切り。

お申込み後詳細をお伝えします。
現地まで乗り合わせも人数によっては可能な場合もありますのでお問い合わせください。
締め切り日を過ぎた後は直接参加可能か下記までお問い合わせください。


■主催:NPO法人棚田LOVER’s HP: http://tanadalove.com/

お申込・お問合せ
 E-mail: tanadalove@yahoo.co.jp  携帯090-2359-1831
 メールまたはお電話にて、
 お名前(ふりがな)、ご連絡先(お電話番号、Eメール)、ご職業、
 聞きたい内容を明記の上お申込みください。

先着順で受付、定員に達した時点で受付終了します。

■フェイスブックページ
https://www.facebook.com/events/702556823137552/?context=create&ref_dashboard_filter=upcoming&source=49

2014年4月24日

『国家主義を超えて人が生きられる社会に』

田中優無料メルマガ“持続する志” 第326号 2014.4.22発行より
※このメルマガは転送転載、大歓迎です。 http://www.mag2.com/m/0000251633.html □◆ 田中 優 より ◇■□■□ 『国家主義を超えて人が生きられる社会に』
 軍事国家へ 「国家主義は何よりもまず国家を人間の社会結合の中で最高のものと考 える立場を指す。したがってそれは単に国家の存在を肯定するにとどま らず、他の主張に対して国家の最高性を攻撃的に擁護する」 (コトバンクより抜粋)。  中国の経済拡大が著しい。世界貿易機関(WTO)の貿易統計によれ ば2013年の中国のモノの貿易総額は423兆円と、アメリカを抜いて世 界一になったそうだ。  そうなると内心穏やかでないのが一般的な日本人の心理だろう。アメ リカが「世界の警察官」を自認して内政干渉を繰り返し、ナチスドイツ がドイツ人の血の優越性を言い、日本が神の国を自認し中国が中華思想 を持つように、どこの国にでも起こることだ。その考え方からは、下に 見ていた国が自分より大きくなるのは気持ちの良い話ではないからだろ う。それを利用してはびこるのが「国家主義」だ。  経済や貿易を拡大するために必要なのは良いものを作ることではなく、 市場を大きくすることだ。これまでのGDPの拡大にしても、勝ち組は大 きな市場を持っていて大量生産で生産コストを下げられたからだった。  だから戦後の日本とアメリカ、次いでEC、NAFTA、EU拡大、TPPと、市場 のサイズの拡大競争が続くのだ。だから中国が世界一の貿易額を記録して も何の不思議もない。  中でも売れ残りなく生産品のすべてを販売できるものがある。それが兵 器だ。その魅力に取りつかれれば、文字通り戦争を作ってでも兵器を売り たくなる。ところが日本は武器輸出三原則の縛りがあってこれまで公然と 売ることができなかった。それが「武器輸出新原則」で自由になろうとし ている。 今後は (1)国際的な平和や安全の維持を妨げることが明らかな場合は移転しない (2)移転を認める場合を限定し、厳格に審査し情報公開を図る (3)目的外使用や第三国への移転は適正管理が確保される場合に限定する となる。  こうした流れはすでに「宇宙基本法」で作られていた。宇宙の基本を決 めるという壮大な名の法律だが、実際には宇宙軍事開発を目的にしたもの だ。なぜ日本が参加したがるかといえば、日本の軍需産業が得意とするミ サイル、電子技術などを生かせるからだ。  あまり知られていないが世界の軍需産業トップ100の中に日本企業は6 社ある。 上から順に『()内は順位』、 三菱重工(29)、NEC(45)、川崎重工(51)、三菱電子(55)、 DSN(スカパーJSAT、NEC、NTTコミュケーションズ3社の共同出資会社56)、 石川島播磨重工(76)だ。これまでは東芝が入っていたが、トップ100から は漏れた。  これらの企業には他国には見られない特徴がある。それは売上げ全体に 対する軍事物資の比率が5%前後と低いことだ(ストックホルム国際平和 研究所データ)。大手を振って軍事で儲けられないことが日本の軍需産業 の弱点だった。そこに門戸を開くのが今回の「武器輸出新原則」だ。 国家主義の浸透  こうした国家主義と軍事が結びつくことが戦争の危険を高めることは自 明だ。同時に政府開発援助(ODA)も転換されようとしている。  「安倍政権は、途上国援助の軍事目的での使用を禁じた規定を見直し、 外国軍への支援を可能にする方向で検討に入った」そうだ。「自由や民主 主義、人権といった普遍的な価値を推進するため、安全保障分野でもOD Aが役割を果たしていく」という言葉は、まるでアメリカのようだ。  これまで「軍事的用途及び国際紛争助長への使用を回避する(1992年、 ODA大綱)」と規定し、ODAで軍事支援をしないようにしてきた。もち ろん軍人の育成はODAの対象ではなかった。この「ODA大綱」自体、 NGOの長年の圧力の結果として制定されたものだった。  ところがこれを変えられようとしている。軍事援助に道を開き、軍人の 訓練もまたODAで解禁されようとする。これまで日本の援助の評価が予 想ほど低くなかったのは、軍事援助がなかったからではないか。援助を受 ける国の側から見たら、それは良心的に見えただろう。しかしそれがなく なる。  それによって厳しい視線が向けられるのは日本政府だけではない。 日本の支援活動をするNGOもまた、同様の視線を向けられるのだ。  だがこの問題に対するNGOの感度は低い。今すでに政府からの圧力は 始まっている。たとえば日本のODA資金を使えば「政府資金を投じたの だから日の丸国旗を掲げるように」と言われ、治安の良くない国への渡航 は外務省からの圧力を受ける。  NGOの支援活動も、政府の「国別援助方針」に合致していることを明 記させようとする。さらにはNGOスタッフの個人情報が外務省から防衛 庁に提供されていたこともある。ただし情報提供の件では政府側が謝罪し 中止されたが。  こうした国家主義的な政府とNGOスタッフが同一視されることになれ ば、危険になるのは避けられない。 国家を超えて地球の市民に  NGOは「政府ではない組織」の意味だ。NGOは国と国の結びつきで はなく、国を超えて人と人の結びつきを作ろうとしている。当然政府とは 違う目的を持ち、政府の利益よりも地域の人の利益を守ろうとする。  たとえば日本のODAに支援された日本企業の活動にも、地域の人々の 利益を脅かすのならNGOは立ち向かう。そうした事例もこれまでに枚挙 に暇がないほど存在する。  ところが現在では、政府から独立した団体(NGO)というよりも、 政府のための組織(FGO=For Government Organization)に脱しようと している。  大事なのは政府ではなく、そこに住む人々の暮らしなのに。かつて 「ODA大綱」を求めた時代とは違い、多くのスタッフが抵抗なく政府の 指示に従ってしまうようになったように見える。  これはNGOの自己崩壊ではないか。  国民としてではなく、誰もが一人の人間として認められる社会にしたい。 どんな国に住む人も能力に優劣はない。どこでも人々は与えられた自然や社 会の条件の中で、最大限生きる努力を続けている。  それを国という檻でくくって捉え、さらには軍事力で従わさせる社会など もってのほかだ。欲しいのは人が人として生きられる社会なのだ。 ( 川崎市職員労働組合様へ寄稿したものを、好意を得て転載しています。)

2014年4月20日

ピックアップNEWS:「イチゴ2個で胎児に影響が!?」


NEWS

【イチゴ2個で胎児に影響が!?】

抜粋

世界各国で新生児男性生殖器の異常発生率が上昇傾向にあることが、WHOの2012年報告書に記され、その原因として環境ホルモン作用を持った農薬の関与が指摘された。

その代表が、住友化学が開発した殺菌剤『プロシミドン』で、市販食品の残留農薬検査では国内農産物の検出率1位となった。

農家・農協・農薬メーカーの利益を重視する日本では甘い基準を継続中で、作物残留試験では、イチゴで最大8ppmも残留していたケースも。

筆者推計では、妊娠中の母親がイチゴLサイズ2個以上食べるだけでEUが設定した急性参照用量を超え、胎児へのリスクが無視できない水準になる。


【Digest】
◇妊娠中の農薬ばく露で胎児の泌尿器に異常が
◇急性参照用量評価で残留基準大幅に引き下げたEU
◇Lサイズ2個以上で胎児へのリスク発生
◇イチゴ以外でも危険な作物一覧
◇厚労省は急性参照用量を超える基準値の見直しを早急に

http://www.mynewsjapan.com/reports/2012


▼スミレックスが使われているものと使用方法など

http://www.i-nouryoku.com/prod/PDF/0960スミレックス水.pdf


 

オススメ動画:「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」

田中優「これ、見たいです。」

 

 

「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」

http://youtu.be/q2xN2LmHGdQ

2014年4月19日

限定30名!4月25日(金)京都にてアミタ会長と対談



【そもそも談義 in 京都】~今こそ、本当の価値についての話をしよう~
■今回のテーマ

「そもそもお金って?」

私たちは、メディアにあふれるグローバル経済、金融資本、貿易収支、景気という言葉に始まって、給与、ローン、光熱費、食費とお金無しでは成り立たないシステムの中で生きています。
その結果、お金持ちになりたい、お金が儲かったらこんなことをしたい、お金が無いからやりたいことが出来ない、借金苦で命を絶つ、そんな発言や現象も出てきます。
いつから、私たちはこのシステムの中にどっぷりとつかってしまったのでしょうか。そもそもお金ってどんな経緯で今日に至っているのでしょうか。今回は当財団の理事でもある田中優がとホストの熊野英介共にこのテーマを探っていきます。

<ホスト>
熊野英介(くまのえいすけ)
熊野英介氏 当財団代表理事。アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長。社団法人グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク諮問委員、特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパン理事、一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク副代表理事。
著書:『思考するカンパニー』(幻冬舎)、『自然産業の世紀』[アミタ持続可能経済研究所共著](創森社)。

■開催概要&アクセス

<日程>2014年4月25日(金)
<場所>ウエダ本社北ビル3F(京都市下京区五条通堺町角塩釜町363) 地下鉄烏丸線五条駅1番出口から東へ徒歩5分下車徒歩
 京阪電車京阪本線「清水五条駅」3番出口から西へ徒歩10分

<料金>大人:1000円、学生:500円  信頼衆は3割引き
<定員>30人 ご参加希望の方は申込みフォームにてお申込みください。

<プログラム>
18:00 開場
18:30~20:00 トークセッション(ニ者対談)
20:00~20:45 ダイアローグ(参加者も含めた対話、質疑応答、交流)
21:00 閉場
※飲食物の持ち込みは可。

【主催】公益財団法人信頼資本財団 
京都市下京区五条通堺町角塩釜町363ウエダ本社北ビル4階
TEL:075-341-4115 FAX:075-341-4130

【会場提供】株式会社ウエダ本社


▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.shinrai.or.jp/event/somosomo.html

2014年4月18日

ピックアップNEWS:「ODA、軍事利用の解禁検討」

◆◇ 田中優より ◇◆


「いよいよODA(政府開発援助)がきなくさくなってきました。
 ところが問題にすべきNGOのほうの足並みの乱れも問題です。
 政府資金を得たんだから日の丸を掲げろ(これ自体が海外の国によっては危険だし、
市民の直接のつながりをめざすNGOが国にからめ取られたんでは地球市民はでき
ない)とか、外務省の指示に従え(そうしないと「自己責任」でバッシングされるぞ)とか
言われても、反対しきれない団体も多いのか実情です。

 こんなのに従っていたらFGO(For Government Organization=政府のための組織)
になっちゃうよ。
 さらに兵器も援助できるようになったらどうなる?」
 


NEWS

「ODA、軍事利用の解禁検討 政権、民生支援から転換」
(朝日新聞 2014.4.1)
http://www.asahi.com/articles/ASG307DRSG30UTFK00R.html
 

2014年4月17日

4/20(日)天然住宅 完成見学会@滋賀・彦根



【4/20(日)天然住宅 完成見学会@滋賀・彦根】

田中優より
「滋賀県にも天然住宅が建ちます。
国産木材を買い叩かずに使い、安全で健康に暮らせる家が標準になってほしいです。」

※田中優は参加できません。

…………………………………………
─☆  ・4/20(日)完成見学会@彦根
/|\…………………………………………

滋賀県彦根市での見学会が決定しました。

今回、建て主のT様と、地元の工務店秋村組さんの協力で
滋賀に天然住宅を建てることができました!誠にありがとうございます。
T様のご厚意でお引渡し直前の完成見学会を開催させていただきます。

延床面積40坪の総二階+ロフトのお宅です。
1Fのダイニングには薪ストーブが置かれ、吹き抜けを設けています。
広々とした天井をもつリビングには南側からの陽の光をたっぷりと取り入れます。
リビングには小上がりの和室があり、建具を開ければさらに広がりを感じられます。

内装仕上げは、無垢杉のフローリングと、オリジナルの布クロス、一部漆くい仕上げ。
外壁は、ガルバリウムと一部塗り壁仕上げでアクセントをもたせています。

もちろん、天然住宅仕様で安全な素材だけで建築しています。
是非心地よい空気感と手触りを体感していただければと思います。

お待ちしております。

★建物データ
建築面積:78.55平米(約23.76坪)
延床面積:133.98平米(約40.34坪)
間取り:5LDK
工法:木造(強化筋交工法)

日時:2014年4月20日(日)AM/PM 10:30~12:00,13:30~15:00
場所:滋賀県彦根市(近江鉄道本線「ひこね芹川駅」)から徒歩15分
※お車でお越しの方はご相談ください。

参加費:無料
内容:天然住宅の取り組みについて代表相根より講演+完成見学会

▼お申し込みはこちらから
http://tennen.org/tours/140420/

2014年4月13日

パパ目線で追う避難・移住 「福島原発事故後に暮らす」

【福島原発事故後に暮らす
 ~この小さな手に未来のバトンを渡したい~】

2月に書いた原稿が、岡山で無料配布されている「こられぇおかやま vol.2」に
掲載されました!




この冊子、岡山での就労、企業、行政サービス、食べ物、子育てなどなど、
色んなことが掲載されています。
岡山への移住を考えられている方、移住された方など、ぜひご参考ください。


▼子ども未来・愛ネットワーク
http://kodomomirai.businesscatalyst.com/index.html


************

『パパ目線で追う避難・移住』コーナーより


「福島原発事故後に暮らす」(田中優)

 2012年12月に転居してきました。
 福島原発事故の後、講演会を依頼されて汚染地にも行きました。
そこで「できればここに住んでいない方がいい、でも出られなければ次のことに気を
つけてほしい」と話していました。

 他人にそう話していながら、自分が汚染されている東京に住み続けることに矛盾を
感じて転居したのです。妻に子どもができる前だったのですが、岡山に来てから妊娠
がわかりました。

 今子どもは生後7か月(※2013年7月に産まれました)、すくすくと育っています。
子どもを育てるのは20年ぶり。もうすぐ孫が生まれるのに自分の子どもです。

 赤ん坊は自分で生きられず、すべてを大人に委ねて育っていきます。人間はこの作業
を営々と続けてきたのですね。子どもが苦手だったはずの妻は、子どもが生まれてから
別人のように子ども好きになりました。「母性本能」は信じませんが、すべてを頼り切
る赤ん坊の存在がきっと人を変えるのだと思います。

 ちょっと老けていますが父として、この子が生きるに値する社会にしてあげたいと
思うのです。最近「リセット」という言葉が脳裏に浮かびます。思えばぼくが環境運動
に参加したのも、26年前に子どもが生まれたおかげでした。

 子どものおかげでぼくは何度でもリセットされていきます。これでいいのか迷ったり
悩んだりするけど、その姿を見ていると「このまま続けよう」と勇気が湧きます。

 ぼくらはリレーのランナーみたいに次の世代にバトンを渡すために生きているんじゃ
ないかな。

 一番上の子はすでに社会人で非営利事業を支え、次の子は弁護士の卵で、玄海原発
訴訟の手伝いを始めた。三番目の子はホームレス支援活動のNPOで、ハードな仕事
に前のめりになっている。

 この赤ん坊がどんな子になってくれるのかはわからないけど、生きるのを楽しみに
暮らしてほしい。

 この小さな手に未来のバトンを渡したいんだ。
 


2014年4月10日

ピックアップNEWS:日本でも危険なダム誘発地震

◆◇ 田中優より ◇◆

ダム誘発地震の話です。
イタリアのバイモントダムでは山崩れが起きて、2000人以上のふもとの村を壊滅させています。
日本でもやん場ダム、設楽ダムなどほぼ確実に地震が誘発されそうなダムがあります。
少しは学ぶといいんだけど。」

 



<参照>

2014年4月9日

9坪ハウス見学会:4/10(木)~13(日)すまうと×天然住宅オープンハウス@戸塚



田中優より

「ぼくは小さな家のほうがいいと思う。
 それでも化学物質を使わず安全な素材で伝統的な建て方をする。
 今回はそこに、これまた極力化学物質を用いない「すまうと」さんの
 家具を置いた状態での見学会です。

 外装はガルバリウムにアースして、
 電磁波カットもできるようにしています(窓はしていません)。
 どうぞお越しください。」

 ※田中優は同席できません。


===== 概要 =====


天然住宅の規格プラン、初めての「9坪ハウス※」ができました。

1階にリビングダイニング、水回りを設置、
2階はあえて間仕切りを設けず、1ルームで広々と使用します。

当日は、天然住宅に協力してくれている、
家具やインテリアを中心としたものづくり集団「すまうと」さんの協力のもと、
ダイニングテーブルや椅子など、家具を設置した状態でご覧いただけます。

接着剤を可能な限り排除した、無垢材のおしゃれな家具、
天然住宅の雰囲気にもピッタリです。

今回は、期間中(4月10(木)~13(日))予約制での見学会となります。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

※「9坪ハウス」は、建坪が9坪、総二階で延床面積は18坪のコンパクトでシンプルな住宅です。


★建物データ
建築面積:29.82平方メートル(約9.04坪)
延床面積:59.64平方メートル(約18.08坪)
間取り:1LDK
工法:木造(強化筋交工法)


■日時:2014年4月10日(木)~13(日) 10:00~16:00

■場所:神奈川県横浜市戸塚区南舞岡
    JR戸塚駅からバスで10分+徒歩3分
    もしくは、地下鉄ブルーライン「舞岡」駅 徒歩15分

    ※詳細はご予約後にご連絡いたします。

■参加費:無料

■内容:スタッフが天然住宅とすまうとの家具を個別にご案内します。


■お申し込み受付:お申し込みはこちらから
 http://tennen.org/tours/140410/

2014年4月7日

御礼:JVC年賀状、ハガキ収集キャンペーンがいつもの3倍!

【ご協力感謝申し上げます!】

田中優も理事を務めます「JVC(日本国際ボランティアセンター)」で3/31まで
行っていました「年賀状、はがき収集キャンペーン」ですが、皆様のご協力の
おかげで例年の3倍も集まったそうです!!
http://www.ngo-jvc.net/jp/notice/2014/01/20140115-postcardcollection.html


中には田中優フェイスブックやメルマガなどの告知でお知りになり、
かき集めたら何と50枚以上も見つかったので全部JVCへ送ったとの
お話もありました。

送って頂いた皆様、告知して下さった皆様、本当にありがとうございました。
活動費として有効に使わせて頂きます。

キャンペーンは終了しましたが、はがきなどは随時集めておりますので
今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年4月6日

有料メルマガ3月号は『農業を追い詰める農薬開発』(前・後)

田中優、有料・活動支援版メルマガの3月号は 最近問題視されているネオニコチノイド系農薬を中心としたお話です。 農業だけでなく私たちの身近なところでも使われている農薬、 その危険性や対策方法など、ご興味のある方はぜひお読みください!

『農業を追い詰める農薬開発』 前編(3・15発行)・後編(3・30発行)


<抜粋>

ネオニコチノイドとの遭遇
 ネオニコチノイド問題にぼくが関わることになったのは、「美味しんぼ」の原作者の
雁屋哲さんに「環境と食をテーマにマンガを描きたいのでアドバイザーをやってくれな
いか」と頼まれたのがきっかけでした。
 
 

 
 

(中略) ・・・その対象で特に問題になったのはアセタミプリドというネオニコ系農薬成分で
した。そのアセタミプリドが一番使われているのはどこでしょう。
 
 なんと東京都なのです
 
 
(中略) ・・・かつて国内で「農薬を飲んで自殺する」人が多かった。しかしその原因を調べた
結果は驚くべきものだった。死因は農薬本体の毒性ではなく、添加物の毒性が大きかった
のだ。  たとえば遺伝子組換え作物で用いる除草剤「ラウンドアップ(成分名グリホサート)」
では、15%添加された界面活性剤のおかげで中毒症状を起こしていた。それなのに、
添加物が問題にされずに本体だけの毒性しか調べていないのだ。


(中略)

・・・こうした農業が実現した今、農薬はもう要らない。要るとしてもごくわずかに
一時的に利用するだけでいい。「いたちごっこ」になってしまう理由のひとつは、
中途半端な農薬利用が耐性を作らせてしまったせいなのだから。

 だから自信を持って反対しよう。
 もうこれからの農業には農薬は不要だと。



<項目>

・ネオニコチノイドとミツバチ
・農業をダメにする農薬マフィア
・ネオニコ農薬の持続性、水溶性、対ハチ毒性
・人体影響
・実例
・気をつけなければならない食品
・あちこちに使われるネオニコ農薬
・生き物に聞けは農薬は不要だ  など



 
 

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2014年4月5日

ピックアップNEWS:黒子のバスケ事件 犯人の供述全文が興味深い

田中優より

黒子のバスケ脅迫事件について。

「いわゆる「負け組」に属する人間が、成功者に対する妬みを動機に犯罪に走ると
いう類型の事件は、ひょっとしたら今後の日本で頻発するかもしれません。
明け透けに申し上げますと「こんなキモい奴は死刑でいいじゃないですか!」
という気持ちです。」
 

これ、なんと犯人の渡邊博史氏自身の供述です。

犯罪者の記述なのに、気持ちが伝わります。


↓   ↓   ↓
 
「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述全文公開

1 http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033576/

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033579/


2014年4月4日

4/7まで先行チケット発売: 5/18開催 ライヴ・アースまつやま 


毎年田中優もトーク出演させて頂いています愛媛・松山での
「ライヴ・アースまつやま」、今年は5月18日(日)に開催されます。 今年は三宅洋平さん、GAKU-MCさんらの参加も決定!!   【2014出演者】
 
 三宅洋平 LITTLE TEMPO GAKU-MC    DEWACHEN 田中優 Cendrillon+Djs 【HP】 http://liveearth-matsuyama.com/
 
そして4月1日から4月7日までの1週間限定で、 とってもお得な「先行グループチケット」の発売が始まりました! 通常、前売1500円 当日2000円のところを、 『先行グループチケットスタート!♪』 (4名)¥4000です!! ぜひご検討ください♪ ↓   ↓   ↓ <店頭販売> ●モアミュージック 30組限定! 愛媛県松山市大手町1-9-10 089-932-3344 ●Keep-on 10組限定! 20時以降の購入 愛媛県松山市二番町1-7-11 089-986-7668 ●DUKE SHOP※電話・ネット予約なし 【松山店】松山市大街道2-1-3-1F 【高松店】高松市丸亀町4-7 【高知店】高知市帯屋町1-10-14 <プレイガイド> ●ローソン・ミニストップ店頭(Lコード:61704)  ※電話・ネット予約なし ●サークルK・サンクス・セブンイレブン店頭(Pコード:226-197)  ※電話・ネット予約なし ●ファミリーマート店頭 ※電話・ネット予約なし

4月20日(日)神戸にて講演会

 


あなたも節電と発電の達人に! 神戸でんでんフェス

【日時】2014年4月20日(日)11時~16時

【場所】神戸市勤労会館7階大ホール
    市営地下鉄・JR・阪急・阪神・ポートライナー各三宮駅から東へ徒歩5分
【参加費】1000円(原発事故避難者の方は500円・18歳以下無料)※お子さん連れ歓迎(保育士による保育はありませんが、お昼寝や気分転換ができるスペースを確保しています)

【内容】
 ●節電と発電の実践報告
 ●節電と発電に関連するブース展示
 ●講演 田中優さん「電力会社に頼らない生活はできる!」

【主催】神戸でんでんフェス実行委員会

【連絡先】 kobe.dendenfes@gmail.com  090-8528-32507(松本)

【フェイスブック】  
https://www.facebook.com/events/218361838357074/

2014年4月2日

『 後継者問題を考える 』

無料メルマガ
「未来バンク事業組合ニュースレター No.78/2014年2月」
http://archive.mag2.com/0001300332/index.htmlより


□◆ 田中 優 より ◇■□■□



『 後継者問題を考える 』


■NPOバンクの懸念
 先日、北九州で講演したとき、会場から後継者問題について聞かれた。
「未来バンクの後継者育成をどうしていますか?」と。先日誕生日を迎え
て、57歳になったのだからそろそろ考えた方がいいのは確かだ。
 しかしぼくはこう答えた。

「ぼく自身が誰かに習ったわけじゃない。誰かを育成するなんてできると
も思わない。人は自分で勝手に育つものであって、育てようとすれば
「ミニ田中優」ができるだけじゃないか。そんな人では新たなものを生み
出せる存在にはならないだろう」と。


 ぼくがそうであったように自分で勝手に育つのであって、育てられてで
きる人は「ミニボス」にしかならないと思う。ぼくは誰かの考えに従った
りしないし、誰かを尊敬することはなかった。いつでも自分で考え、また
仲間と一緒に考えてきた。

 ぼくは必要だと思って未来バンクを立ち上げたが、それが絶対じゃない。
しかも立ち上げの多くの部分は事務局長の木村さんがやっている。
 もし未来バンクがなくなって困るようなら、誰かが別な形で新たなもの
を作っていくだろう。


 組織は必要があるから作るのであって、不要であるならなくせばいい。

よく
「組織が存亡の危機です、カンパを」
「避難者支援をしているのに集まりません、支援を」と呼びかけられるが、
要は必要性が乏しくなってしまっているのだからつぶせばいい。


 「組織維持のための組織」ほどバカらしいものはない。「継続は力なり」
とよく言われるが、それも善し悪しだ。必要ないならなくせばいいし、大き
すぎるなら背丈に合わせて縮小すればいいだろう。



■「全国NPOバンク連絡会」での対談

 新春にかこつけて、「全国NPOバンク連絡会」で対談をした。

 論点は三つ。

(1) 寄付は社会に寄生するものを増やさないか?
(2) 伴走支援は情実融資にならないか?
(3) 信用金庫の下請けに進みはしないか?

 その三つを現実に進めている「コミュニティーユースバンクmomo」の
木村さんと、ぼくとがサシでバトルするというものだった。ここでは詳し
く触れないが、問題意識としては以下のようなものだ。


(1)寄付は社会に寄生するものを増やさないか?

 金の集め方は、寄付、出資、融資の3つしかない。

 寄付は返す必要のないもらうおカネだ。
 出資と寄付の違いだが、出資の場合、出資者は口出しできるが、代わり
にリスクも負う。融資の場合は、貸し手はリスクを負わない。相手が事業
に失敗した場合のリスクは背負わないが、代わりに一言も口出ししない。
借り手は家屋敷を売ってでも返済しなければならない。それぞれ性格や
役割が違う。


 今、もてはやされているソーシャルビジネスには、企業のCSRや寄付
頼みのものが多く、企業の不都合で切られるリスクがあるし、企業のCS
R頼みだと企業に意向に逆らえない活動になりがちだ。

 本来のソーシャルビジネスは自分たちで出資して、自分たちでリスクを
負って行うべきなのに、そうなっていない。この社会に寄生した若者をち
やほやする社会起業家なるものを見ていると、社会に対する寄生者を増や
しているだけにしか見えないのだが、運動として寄付を進めていく意味が
あるのだろうか。


(2)伴走支援は情実融資にならないか?

 伴走支援として支援することで事業に失敗したら、相手は返済をしよう
と思わないだろう。なぜなら言うことに従って失敗したのだし、融資をす
る側は圧倒的に強い立場に置かれるのだから従わざるを得なくなるだろう
し。

 出資なら出資者がリスクを背負い、融資なら融資者はは口出ししないの
が基本的な枠組みだが、伴走支援つきの融資は口出しをしながら融資する
構造になるのではないか。融資と出資の枠組みを壊していいものかと懸念
する。


(3)信用金庫の下請けに進みはしないか?

 momoでは信用金庫と組んで事業化を進めているが、もし最初のリスクの
高い時点でNPOバンクが融資して、その後に経営が順調になって信用金
庫から借りられるようになるという流れを作るとしたら、リスクの高い時
点だけNPOバンクが融資することになり、リスクが減少したら信金が融資す
る構図になる。永遠に信金の下請けになるのではという懸念がある。



■コミュニティーユースバンクmomo木村さんの返答

(1) 寄付は社会に寄生するものを増やさないか?

 むしろ返済されないものである以上、融資よりも重い説明責任等の責務
を負うものだと考えている。「介護保険」にしても「子育て支援事業」に
しても、今は法によって行われているが、それ以前は、人々の寄付などに
よって始められたものだった。

 必要な法の支援は最初から想定されているわけではない。最初は市民の
小さな互助の努力によって始められていく(未来バンクでもそれらの事業
に融資した事例もあるが、まさにそうだった)。

 今焦点化しつつある「病児保育」にしても、本当に病児を預かる支援が
必要なのは貧しい母子家庭のような人たちなのだが、今行われている病児
保育では保育料が高すぎてその人たちの利用できるものにはなっていない。

 そのせいで会社を解雇されたり、逆に子どもを自宅に放置して不幸な事
故に遭ってしまう人もいる。ここに公的支援が認められるまでの間、寄付
が必要になることはあるだろう。

 またその寄付は、企業が会社のイメージや経営戦略のためにするCSR
寄付とは違い、地域の活性化を考えているので、地域企業の寄付は受けて
いるものの大企業からは受けていない。それなら寄付が社会に対する寄生
を増やすことはないだろう。


(2)伴走支援は情実融資にならないか?

 momoレンジャーの若者は好き勝手なことを融資先に言っているところも
あるかもしれないが、地域の課題に真摯に向き合っている融資先に、若者
がしれっと言ってもダメージはないだろう。こちらの意見や質問は聞いて
もらったとしても、「受け入れる」かどうかは、支援先みずから決定する。

 また、momoは地域に融資するから顔が見える関係がある分だけ、情実が
絡む心配がある。そこでしがらみのない別の地域の理事を入れている。


(3)信用金庫の下請けに進みはしないか?

 NPOに融資する制度を信用金庫が作っても、使いこなせる職員がいな
い。ならばmomoに学んでもらって人材育成ができれば、地域に資金がより
多く回転させられる。

 つまりこちらが道具として利用されるだけでなければ、十分に組める相
手ではないかという認識ことだ。「信用金庫の下請け化」ではなく、
「信用金庫との協働」になっていくのであればいいのではないか。


 ぼくはmomoの木村さんの話を聞いて、納得するばかりだった。
よく悩んで考え抜いている様子がうかがえた。


■後継者問題、再び


 木村さんは、「その日のうちに自宅に帰って子育てに参加しないといけない」と言って最終の
新幹線で名古屋に帰っていった。帰り際、「優さんを習って進めてきたことですから、優さんに
ほめてもらえてうれしかった
です」と言って去った。

 こうして人は育っていく。後継者を考え悩むぐらいなら、「コミュニティ
ーユースバンクmomo」に引き継いでもらってもいいと思った。

 それだけではない。各地によく考え抜いたNPOバンクの人たちがいる。
それなら各地のNPOバンクに引き継いでもらってもいいだろう。組合員
の人たち自ら選択することができるのだから。

 自分たちでしようと思うならすればいい。組織を残すために後継者を育
てようなんて考えずに、次に育ってくれた芽にバトンタッチすればいいの
ではないか。

 ぼく個人に後継者なんていらない。ぼくらの活動に勇気を得て、新たな
道を進みはじめる人がいてくれれば十分だと思う。