2013年5月31日

DVD販売中!『friends after 3.11【劇場版】』

田中優も出演させて頂きました、岩井俊二監督『friends after 3.11【劇場版】』が、ついにDVDになりました!

販売元 http://www1.enekoshop.jp/shop/iwaiff/




特典映像もあり☆
他、多数の方が出演されています。
田中優がバッサリとコメントしているのも、見所の一つです(^^)

……………………………………………………………

「2011年3月11日、日本じゅうが大きく揺れ、未曾有の被害に見舞われた。そして今もなお、さまざまな問題を抱えて揺れ続けている――。

『friends after 3.11【劇場版】』は、自身も東日本大震災の被災地域である宮城県仙台市出身の岩井俊二監督が、震災後、ツイッターなどネットを通じて知り合ったジャーナリストの方々や、古くからの友人、あるいは専門家の方々など、さまざまな立場にある「友だち」と震災を経た日本の「今」を語りあうドキュメンタリー。

特典映像として、スリーマイルやチェルノブイリを精力的に取材して来たジャーナリスト広河隆一氏のインタビュー『三都物語』を収録

【出演】
ナビゲーター: 松田美由紀
飯田哲也/岩上安身/上杉隆/ 鎌仲ひとみ/北川悦吏子/小出裕章/ 後藤政志/小林武史/清水康之
武田邦彦/田中優/タン・チュイムイ/藤波心/山本太郎/吉原毅/FRYING DUTCHMAN(敬称略)

【DVD情報】
 本編 :135分 特典映像:27分
 特典映像 :広河隆一『三都物語』

http://iwaiff.com/fa311/


2013年5月30日

【ピックアップNEWS】 小平市民投票

「<小平市住民投票>投票率35.17%で不成立 開票せず」
毎日新聞 5月26日(日)23時23分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130526-00000040-mai-soci



▼田中優コメント
「うん、わかるよ。半数いかなければ民意とは言えず無効だよね。
ところで市長選挙の投票率は? 30%台だって?
市長の資格、無効じゃないですか?」


2013年5月29日

注目!「ロハスデザイン大賞2013」最終候補


現在「ロハスデザイン大賞2013」の投票を募集中ですが、


田中優が実際に使用している&ご縁があるものがいくつか最終候補に残っています!

「きりんさん」
電気も灯油もいらない「きりんさん」。
燃料はペレット(木くずをぎゅっと圧縮したもの)です☆


「組手什」
「間伐材」を利用して作る棚。
接着剤もくぎなども使わない、凹みにはめていくだけで作れる。 接着剤がないので健康にも良い。 好きな長さを自分で切れば、色んなサイズや形に☆



「鬼おろし」



「KURIKOMAアームチェア」 
▼ぜひご応募・ご参加ください。(5月31日まで
http://www.lohasclub.jp/lda/2013/nom2tns-f.cgi?typeid=2

2013年5月28日

【最新メルマガ】 「太陽光発電、電気自動車って、良いの?悪いの?」

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 ◇■ 田中優 最新 有料・活動支援版メルマガのご案内■◇

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第41号
「太陽光発電、電気自動車って、良いの?悪いの?」(2013.5.15発行)


●購読者の皆さんからの質問に田中優がお答えします!

「太陽光発電は、製造の段階でたくさんの二酸化炭素を排出するから、良くないのでは?」
  →生産時・廃棄時の環境負荷について田中優が解説

「電気自動車、電磁波の影響は?」

●電気自動車の実情について、日産さん・ニチコンさんに直撃しました!

 「太陽光発電の電気は受け取れますか?」
 「LEAFのバッテリーでは実際何km走行できますか?」
 「直流と交流の両方を受け取れる仕組みですか?」

 
そこで衝撃の返答が・・




田中優 有料・活動支援版メルマガ 「田中優の未来レポート」
 http://www.mag2.com/m/0001363131.html


皆様からの購読料は、次の社会を作るための田中優の活動資金として
有効に使わせて頂きます。ぜひ、ご支援のほどよろしくお願い致します。

まだご登録のない方はこの機会にぜひよろしくお願い致します。

★登録初月は無料!翌月より525円/月、月2回以上発行予定。

2013年5月25日

【インタビュー】 8bitnews ペイフォワード環境情報室  「長年放射能と闘ってきた優さんが考える、311後の生き方」

8bitnews での番組「ペイフォワード環境情報室」にてインタビューをして
頂きました。


▼インタビュー音声はこちら

 【ペイフォワード環境情報教室】

  「長年放射能と闘ってきた優さんが考える、311後の生き方」
  http://8bitnews.asia/wp/?p=11256#.UYhajLUqymC (収録日2013.4.20)





※「8bitnews」とは
  元NHKアナウンサーの堀潤さんが立ち上げた市民発信メディア。
  その一番組として今回のペイフォワード環境情報室があります。
  HP http://8bitnews.asia/wp/

……………………………………………

-今度、本を出されるそうですね。

 はい、そうなんです。
 今度「放射能下の日本で暮らすには」というタイトルで筑摩書房から本を出す
ことにしています。(2013.6月下~7月上 出版予定)


-なかなかタイトルとしてはシビアなタイトルになってますが、優さんは今のこの
 日本をどう認識されていますか?

 日本で一番問題なのがとにかく被害を過小評価し過ぎているので、それが心配
なんですね。


 例えば福島も今や1年間に20ミリシーベルトという地域でも、再び人が戻って
行って住むという状態になってしまったのですが、本来これは1ミリシーベルトま
で、と上限が決まっているのに、それが20ミリシーベルトまで上げられてしまた
んですね。


 それを考えると、あまりにも過小評価なのではないか、そして人々の方も困った
ことに、日本人というのはどうしても「空気を読む」んですよね。

 周りの人たちがどうかということをいつも空気を読んでそれで行動を決めていく
から、その結果、実際には危ないのではないかと思ったとしてもテレビやラジオや
新聞で大丈夫だ大丈夫だということばかり報道されていくと、そうすると言えなく
なってしまうんですね。

 そうなっていくと、いつの間にか誰もがその危険性について言わなくなっていって
しまう、ということが一番懸念していることです。


-そうですね、周りの家族や友人が危険だと言いますが、それをどこまで信じたら
 いいのか、何を信じたらいいのかわからなくなることがあると思うんですが、どの
 程度危険だと優さんは認識されていますか?


 その点はちょうど汚染レベルがよく似ているのがチェルノブイリ原発事故の時の
ウクライナなどの状況とよく似ているんです。

 そのウクライナだけはその後にどんなことが起こったことかについて、国家が徹底
的に調査をして発表もしているんです。
 ですからそのウクライナのデータを見てもらうのがいいなと思っていて、そこから
まず判断していって欲しいなと思っています。


-ウクライナ、ベラルーシ、ロシアの中で、ウクライナだけが25年経ったあとで
 中身的には衝撃的な報告書を出されてましたよね?


 おっしゃる通りです。それこそ100万人を超えるような人たちのデータを全部
取り揃えてそれで出しているんですね。
 それを見ていくと、とても怖いのは子どもたちに対して出ている影響なんですね。
 例えば2005年位のデータでも、子どもの8割くらいに病気が出ているんですね。


 よくガンが出ると言われるんですが、ガンよりより怖いのが病気でその病気が出て
いる原因というのは一体どにあるのかと見ていくと、結局のところ一番大きいのは
「体内被曝」、放射線を体の内側に食べる、呼吸で吸うなどして体の中にいれてし
まったことが一番大きいようだ、それを考えるとただ安全だ、食べて支えようとか
いうことではなくて、きちんと放射能汚染されたものを避けるというのが大事だと
感じています。


-今の日本の食品汚染地図というのは暫定値で一時期は500ベクレルと言われていて
 昨年4月に100ベクレルまでおちましたが、この新基準自体はいかがですか?

 ベラルーシにゴメリ医科大学というのがあってそこの学長をなさっていたバンダ
ジェフスキーという人が徹底的な調査をしているんですが、その結果によると体の
中の体重1kgあたりのセシウムが5ベクレルを超えると心臓に不整脈などが出て
くるんですね。

 それをみていくと、体の中にいれていいのはおそらく最大で体重1kgあたり5
ベクレル、そうすると食品になおしてみると、「食品1kgあたり1ベクレルを超え
るものはその体の中の5ベクレルを超えてしまう」んです。

 だから日本政府の言っている基準は、100倍甘いように見えます。


-ドイツの基準が子どもは4ベクレル、大人が8ベクレルと言われますよね?
 これも優さんの1ベクレルからするとある程度許容せざるを得ないリスクの中で
 決められていると。
 できれば目標値としては1ベクレルというものが本来であればあるべきはないかと
 いうことでしょうか?

 はい、そう思います。


-年齢に応じて被爆の影響が違う、特にお子さんについては心配ということですが、
 今後どういった形で対応していけばいいんでしょうか?

 それはまず、放射能汚染されたものを体の中に入れない、とり込まないというこ
とが一番大事なのでが、その時やっぱり汚染されている可能性があるものは避ける
ということがまず大事です。

 今言われたように大人の場合は大丈夫なんじゃないかという見解があるのですが
ところがベラルーシでは今一番の死亡原因が心臓病になっているんですね。これは
世界的にみても、普通はガン(新生物)になるわけですが、それが心臓病になって
いるというのは奇妙なのです。

 その心臓には筋肉の塊なのでセシウムが貯まりやすいんですね。

 それを考えるとまずは食べてとり入れることを避けるというのがまず第一で、
その次に大事なのが今度は体の中にいれても外に出す効果のあるものが、そういう
ものをなるべく食べてほしいんですね。

 具体的には食物繊維です。よくセロリをかじった時につーっと歯の間から伸びる
繊維、あれを食物繊維だと思う人がいるとけっこういるんですが、あれは植物の繊
維で、食物繊維ではないんですよ。

 食物繊維というのは“ぬるぬる”です。
 わかめ、こんぶ、おくらなどのぬるぬるしたものが食物繊維で、あれを体の中に
いれるとセシウムをひっかけて体の外に出してくれる効果があるんです。
 そういうものをとってほしいなと思うのが二つ目です。


-東日本を中心とした太平洋側の海産物の中でそういったぬるぬるしたものをとろ
 うとしたとき、逆にストロンチウムの心配などがあるかと思いますが、具体的に
 どんな風に体の中に良いものをとっていけばいいと思いますか?


 海の汚染は結構勘違いされているのですが、要は日本は非常に強い海流があって、
黒潮という流れが犬吠埼の先端からハワイ側に流れているんですね。

 その海流のおかげで福島から流れ出てしまった放射線は南に下りて犬吠埼からは
今度はハワイ側に向かってしまっているんです。
 一部乱流がありますから少ーし汚染が他にも流れていはいますが。

 主な汚染はほとんど福島沖、茨城沖、そのあとはハワイ方向に向かってしまって
いるのでそれ以外の海域というのは比較的大丈夫なんです。


-あとは個人レベルの場合、測定してもらったものを取り込みたいところですよね。

 そうですね、今は生協やイオングループも放射能レベルを調査したりしているので
そういうものを選択するのが良いかと思います。


-そういうところを私たちも積極的に動いてとりいれることが、そういうお店も
 だんだん増えてくるということでしょうか?

 そうだと思います。


-日々食卓を担当されているお母さん方にメッセージを頂けますか?


 そうですね、あともうひとつ体が強くなる要因というのはやっぱり免疫力が高く
なると強くなるんですね。
 その免疫力はやっぱり高い人がいるわけですが、その人たちは押並べて前向きな
人たちなんです。とにかく絶望してしまったりあきらめてしまったりすると、免疫
力が弱くなるので常に前向きに考えてほしいということ。


 それと免疫力を高めるには“抗酸化物質”をとるのが良くて、この抗酸化物質は
ほとんど野菜に含まれているので、野菜は汚染をあまり集めていない食品のひとつ
ですからそういうものを選んでなるべく野菜を食べてもらうということ、もう一つ
日本の食文化は発酵食品が多くて、発酵食品はなぜか免疫力を高めるのでその発酵
食品、要は日本的な食をするということに心がけてもらうのが良いかなと思います。


-そういった内容が今度の優さんの新刊に書かれているんでしょうか?

 そうなんです、そこをとにかく講演に行くたびに色々と聞かれるので徹底的に書き
ました。


-それは楽しみにしていたいと思います。ありがとうございました。

 こちらこそありがとうございました。
……………………………………

※書き起こしにあたっては、読みやすくするために必要最低限の編集を行っています。
 文章作成:田中優スタッフ

2013年5月24日

6月7日(金)愛媛・松山にて講演会



緑の党えひめ連続講演会

『エネルギーの未来を考える ~原発に頼らない社会へ~』

日時  6月7日(金) 18:30~21:00


会場  愛媛県生活文化センター 第一研修室  

     (松山市北持田町139-2)

参加費 700円

主催  緑の党えひめ
 
   TEL 089-900-6191 MAIL jimuGJE@gmail.com


<主催者様より>

原発に頼らない社会を実現するための長期ビジョンとして、政治の役割は何か、私たち市民は政治に対して何ができるのか、具体的にお話頂きます。



会場地図


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2013年5月22日

【オフグリッドへの道】 保険のため、LPガス発電機を購入!

3か月前から電力会社からの電気をもらわずに自宅の太陽光発電だけで暮らす「オフグリッド生活」を実証している田中優自宅に、Hondaの「LPガス発電機」が導入されました。


これで万が一太陽光発電が足りなくなった時はプロパンガスからこの発電機で電気を作り、パーソナルエナジーが見事にその電気を受けて調整・出力してくれます。

このパーソナルエナジーの素晴らしい特徴のひとつです。


発電機とパーソナルエナジーをつなぐために、先日パーソナルエナジー開発者本人である粟田さんにお忙しい中自宅に来て頂いてつないでもらいました。

この後、電力会社との電線をカットしました。

電線カットの映像は近日中にアップします!

▼Honda LPガス発電機
http://www.honda.co.jp/generator/products/eu9igp/




   デザインもカワイイです。騒音も予想よりも大きくない様子。



パーソナルエナジーを開発・販売をされている粟田さん。






2013年5月21日

6月5日(水)長崎・佐世保にて講演会(大地といのちの会主催)

田中優自宅が電力会社から独立したあとの、最初の講演会です!



無農薬で元気いっぱいの野菜作りを実践されている、吉田俊道さんが代表のNPO大地といのちの会さん
主催イベントです。

近いうちに、インフレ社会はやっくると言われています。


その社会に向けて今回は

「新時代のエネルギー」「地域経済活性化(特に地域通貨の活用例など)」

を重点にお話させて頂きます。

田中優が自宅で実証している、オフグリッド生活(電力会社の送電線を自宅につなげず、
電気を自給自足して暮らす生活)のお話も聞けます。

……………………………………………………………


田中優講演会

 「動き始めた新時代のエネルギーと、地域経済活性化」



■日時  6月5日(水)13:30~16:00 (開場12:50)

■場所  佐世保玉屋7階文化ホール

■参加費 前売500円、当日700円、学生200円

■主催  NPO法人大地といのちの会 0956-25-2600 


★主催者様より

 優さんは、子どもに絶対に希望の世界を残すっていう魂の持ち主。

そのために、エネルギーのこと、地域経済のこと、銀行のこと、環境のこと、いろんな最新情報を集め、
どんどん行動、実践している人です。

 この人の話を、聞いてないなんて、今の社会に生きる上で大損です。
2度目の人もまた聞いて欲しい。だってどんどん最新情報が集まってるから。

 震災と原発事故を契機に、隠されてきた様々な事実が人々に知られはじめ、また私たちの生きる価値観も変わりはじめています。
 すでに、よりよい世の中を目指して、いろんなわくわくする新技術や製品が開発され始めています。

それは、地域暮らす多くの人々を経済的にも豊かにする道にもつながっています。

しかし、既得権益を持つ一握りの人たちも、自分の富と権力を死守するために、お金でつながったネットワークで、必死でがんばっています。

だからこそ、今始まっている、未来への希望を感じる様々な動きを、知ってほしいのです。
こんな希望をみんなが知ったら、世の中はどんどん明るく変わっていくでしょう。

田中優さんは、エネルギー、環境問題、地域経済など、多分野にわたって最新情報を集め、統合、俯瞰できる、最高の人です。

私たちはこれからどんな世界をつくっていけるのか、わかりやすくお話いただきます。
「絶望」を「希望」に変えるお話をしていただきます。そして、私たちができること!を一緒に考え、行動していきましょう。

ぜひ、お友だちを誘って、予定に入れておいて下さい。

■会場地図


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2013年5月19日

【ピックアップNEWS】 今頃になって遮水壁!?

田中優

 「今頃になって「遮水壁の設置」なんて言ってるけど、事故直後に小出裕章さんが主張していたこと。 
しかもそれは、“コストが高すぎて株主総会を乗り切れないから”、なんてくだらない理由で中止してしまっていた。  
事態を悪化させてるのは東電の対応の甘さだ。東電に任せたままでは解決しないと思う。」


「複数抑制策を検討 第一原発 汚染水処理対策委 廃炉ロードマップに反映」 (福島民報、2013.5.17)


2013年5月18日

5月20日(月)今月の天然住宅バンクミーティング



【今月の天然住宅バンクミーティングのご案内】

田中優が理事長を務めます「天然住宅バンク」では毎月どなたでも参加可能なミーティングを開催しています。お気軽にご参加ください。

日時  5月20日(月)19:00~21:30 (開場18:45)

参加費  無料

場所   東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル4F

新しい社会の仕組みを作るため、おカネのシステムを作るための作戦会議です。


▼詳細・参加お申込み 
 http://tennen.org/bankentry.html



▼「天然住宅バンク」ブログ 
 http://www.tennenbank.org/blog/




 会場地図

 
大きな地図で見る

2013年5月17日

【2分動画】  「ふくしま集団疎開裁判」に向けての田中優メッセージ

▼動画はこちら(収録日2013.5.10、田中優自宅にて)
 http://www.youtube.com/watch?v=g1Iy5sgaB3A




「皆さんこんにちは。
 福島集団疎開裁判の支援を頼まれています、田中優と言います。

 ぼくも集団疎開に賛成です。
 なぜかと言うと、やはり放射能レベルが高すぎるところに住み続けるのは危険だと
 いうこと。
 だからと言って、その土地を離れるのはとても難しいことだというのはわかって
 います。

 ぼく自身もこうやって東京から岡山県の方に引っ越して来たわけですが、それは
 福島の人たちに対して"放射能の問題があるからなるべく越した方がいい"と言って
 おきながら自分自身が引っ越しができないとしたら、それは言っていることと矛盾
 するなと思ったから。
 東京もすでに汚染地ですから引っ越そう、と考えた訳です。

 だけど引っ越してみたら、とても気持ちの良いことがたくさんあります。

 例えばこれは我が家なんですけども、こちらに引っ越してきて、太陽光発電をつけ
 てそれとバッテリーで自給できる仕組み、"パーソナルエナジー(商品名)"という
 のですが、それを導入して今は何ともう80日(2013.5.14現在)になりますが、
 すべての電気をこの太陽光発電だけで自給しています。

 何も電気のために命をかける必要なんて元々なかったんです。
 そしてこうやって暮らしていくことが可能になってくる、と考えてみて下さい。

 私たちの未来には、もっともっとたくさんの可能性が広がってくると思います。

 だから今福島から出ることができずにいる人たちには、出られるような条件を整えて
 いく努力が周囲の人たちに求められていると思います。

 ぼくも支援します。
 ですからみんなでこの裁判を支援しつつ、福島の人たちが自ら喜んで他の土地に出て
 いくことができるような条件を整えていきたいと思っています。」


 ★ふくしま集団疎開裁判 サイト
  http://www.fukushima-sokai.net/
  http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
  https://www.facebook.com/fukushimasokai

2013年5月16日

残り数名!5/24~5/26皮むき間伐&植林ツアー@くりこま

田中優より

「今年の皮むき間伐+植林ツアー、@くりこま、5/24(金)~26(日)の日程で、東京駅朝7時半発で行われます。放射能の値はこれまで何度か確認しましたが、東京より低い場所です。ほとんど事故以前と変わりません。
去年はまだ寒くて、おかげで皮がむきにくかったので、今年は遅らせました。ぼくも東京からバスに乗ります。そこでいろいろ解説します。あと5-6人でしたら可能だそうなので、ぜひご参加ください。」



▼お申込み
http://tennen.org/kawamuki201305.html



今年もやります!
まだ「皮むき間伐」を体験されていない方はこの機会にぜひ☆
忘れられない体験になること間違いなしです。
お子さんでも簡単にできます。

毎年の皮むき間伐に加え、今年は植林の様子も見れます。
百聞は一見にしかず!
こちらの皮むき間伐ツアーは年1回の予定です。

▼詳細
 http://tennenjutaku.seesaa.net/article/354893124.html


……………………………………………………………


●日時 平成25年5月24日(金)~26日(日) 東京集合・東京解散

※田中優は24~25日の参加となります


●スケジュール

24日(金)
7:30 東京集合
7:45 東京出発
昼食
15:00 手のひらに太陽の家 到着
田中優さんセミナー
18:00 夕食
懇親会
手のひらに太陽の家宿泊体験

25日(土)
7:00 朝食
8:00 出発
9:30 エコラの森到着
植林&皮むき間伐作業
12:00 休憩・昼食
13:00 午後作業
16:00 鳴子温泉へGO!
18:00 BBQ大会・懇親会

26日(日)
7:00 朝食
8:00 出発
10:00 栗駒木材 製材所見学
11:30 昼食
12:00 出発
20:00 東京着

●行先 宮城県大崎市、登米市、栗原市

●集合時間・場所
午前7時30分/JR東京駅丸の内南口より徒歩1分「丸ビル」前(東京駅側)

●宿泊場所
1日目 手のひらに太陽の家 (予定)
2日目 エコラの森宿泊所(宮城県大崎市)もしくは鳴子温泉郷「川渡温泉」

●申込み方法
下記、フォーマットよりお申込みください。
http://tennen.org/kawamuki201305.html

●定員 20人 (最低催行人数12)

●参加費

大人:25,000円
学生(高校生以上):20,000円
小中学生:15,000円
未就学児:無料
   ※現地集合は上記よりマイナス7,000円。
   ※入湯代、酒代別途徴収
   ※参加費の一部は「手のひらに太陽の家」の運営資金に寄付されます。

●共催
天然住宅バンク、NPO法人日本の森バイオマスネットワーク

●協力
NPO法人エコラの森、NPO法人しんりん、(株)サスティナライフ森の家、(株)くりこまくんえん、(株)銀河自然学舎

●お問い合わせ・お申込み

天然住宅バンク事務局(担当:田中・井上)
メール info@tennenbank.org
電話 03-5726-4226
なるべくメールにてお問い合わせ下さい。






2013年5月13日

「毎日ワクワクできる「生活の百姓」に 」

田中優無料メルマガ
http://archive.mag2.com/0000251633/20130429112035000.htmlより



 毎日ワクワクできる「生活の百姓」に生きる意味を感じない社会

 国家公務員一般労働組合のブログ「すくらむ」に、就職できずに自殺した「就活自殺」のデータがまとめられている。この三年間、毎年50人以上が自殺している。
 それだけでなく2011年からは学生・生徒の自殺もまた毎年1000人を超えるようになった。年代で最も自殺死亡率が多いのが20代で、続いて30代、次が19歳以下になっている。年々増え続けているのが「勤務問題が原因の自殺」で、2007年時点と比較して22%も増加している。

 ブラック企業だけでなく、人減らしで仕事がきつくなり、効率的に仕事のできない人への風当たりが強まっているのだと思う。

 なんと住みづらい社会を作ってしまったのだろうか。せっかく育てた我が子に自殺されることは、想像するだけでも身の毛がよだつ。政府は近年「自殺対策白書」を作ったが、少子化問題と同じで肝心の企業への規制を打ち出さないのだから解決には向かわない。

 若者は未来に絶望し始めている。その子を責めることは簡単だが、本当のところ、私たちの社会は絶望的ではないと言えるだろうか。未来にワクワクできるから生きていける。
 でも正直なところ、未来にワクワクして生きている人がどれだけいるだろうか。


自分で決めれば後悔しない

 本を書いたり大学で教えたりしているせいか、私自身をエリートと勘違いする人も少なくない。全然違うのだ。

 原発を推進する人たちが、私を誹謗するために「夜間大学を差別するわけではないが、田中優は夜間大学しか出ていない」とツイッターに書いていた。

 それは事実だが、その人は調べが足りない。私は高校すら中退していて卒業できていない。「大学入学資格検定(今は「高等学校卒業程度認定試験」という)」で大学入学資格を得ただけで、卒業できていないのだ。ついでに言うと、最後にもらった夜間高校の通信簿には「落第」と書かれていた。

 その頃の私は日本中を旅してばかりいた。出席時数を計算しながら、三分の一は欠席してバイトで得たお金で貧乏旅行を続けていた。15歳から17歳までの間、たったひとりでテントを担いで歩きまわっていた。

 昼間が暑ければ深夜に歩き、ランタンの灯りで文庫本を読み、何かをつかみたくて放浪していた。危険な目に遭ってもやめる気にならなかったのは、こんなことのせいだと自分で思っていた。

 「今は大自然の中にいて、その美しさに感動する。おそらく大人になれば、こんな感性を持つことはできないだろう。旅するのは大人になってからでは無意味だ。今の時点で旅しなければ得られない。教室の中にいたのではダメになる」と。自己正当化と言えばそうかもしれない。

 しかし自分で決めて動くことに後悔はないのだ。

 惜しくも計算違いのせいで退学になったり落第になったりした。もちろん自分のことは人間のクズだと思っていた。まともに学校も行けず、仕事も長続きできないのだから。


離陸

 大学は楽しかった。「もう辞めよう」と思っていた一年生の終わり、学生運動が後期試験を中止させた。そして自宅に「至急レポートを提出せよ」と小包が送られてきた。見ると課題図書を読んでレポートを書くだけのことだ。好き勝手に読んで書いた。驚いたことに、すべてのレポートが高く評価されていた。自分の思い通りに書いて評価されたのは初めてのことだ。

 それまでいつも、「そうは教えていない」と否定されるばかりだったからだ。そこから学ぶことの楽しさに火がついた。卒業までに二回卒業できるほどの単位を取り、卒業するとそれまで5年勤めた地方公務員を退職し(高卒前に高卒程度で就職していた)、そのまま朝から晩まで大学の図書館で学び続けた。

 翌年、国家公務員を蹴って再び地方公務員になった。仕事の奴隷になりたくなくて選択した。中卒で町工場に勤めていた頃、昼休みもなく社長の車を洗わされていた。賃金以上に働いた分は社長のポケットに入るのだ。仕事をまじめにした分が、住民の利益になる方がよほどいいと思った。同僚からは人気があったが、上司の評価は芳しくなかっただろう。

 仕事はするが、服従しないからだ。仕事に魂を売った訳ではないのだから、自分が必要だと信じる活動を続けた。やがて兼業許可を得てする副業(講演や出版)の収入が本業と並ぶまでになり、区を早期退職した。


生活の百姓

 以前書いたとおり、今は岡山県に越して電気も水道も自給する暮らしをしている。しかしトイレは水洗だし、晴れた日には電気が余るほどあって、何ひとつ我慢はしていない。東京にいたとき、家賃は12万円だった。今は古民家つきの住まいなので家賃もかからない。時折、近所の人が野菜を持ってきてくれる。

 おカネを尺度にしない安心できる暮らしがある。ある友人は相手の家に出かけて料理する「ケータリング」の仕事をしている。彼もまた多くを自給しているので、月に25日以上は休めると言っていた。

 私たちの社会は労働生産性も上がり、以前より少ない労働で多くを生産できるようになったはずだ。その余暇はどこに搾取されてしまったのか。その答えはデフレにあった。その分だけ生産用具が安くなり、自ら生産するならゆっくりと暮らせる社会にもなっていたのだ。

 おカネに依存してサラリーだけで暮らそうとするのは、実はリスクが高い。会社をクビになるなり倒産するなりしたら自殺するしかなくなるからだ。

 リスクの低い暮らしはさまざまな収入源を持つ、「生活の百姓」になることだ。百姓とは百の生業を持つことを指す。だからひとつが不作でも、残りの99の生業で安定して暮らせるのだ。

 そんな暮らしを実現してはどうだろうか。今の私なら、有料メルマガの読者からいただいている購読料だけで暮らせるだろう。それを超える収入は、次の自給のために支出していける。次はあり余る電気で自動車を走らせたいのだ。

 こうして暮らすとき、未来はワクワクできるものになる。自殺する前に若い人に、こんな暮らしのあることを伝えたい。

……………………………………………………


★田中優があまり語ることのない学生時代、現在までの活動などのお話は
 田中優 有料・活動支援版メルマガ

 第6号 「本当の履歴書(前編)」(2012.2.15)
 第7号 「本当の履歴書(後編)」(2012.2.16)

 にもより詳しく掲載されています。意外なエピソードがたくさんです。
 こちらのバックナンバーだけでもご購入頂けます。

 ⇒ http://www.mag2.com/m/0001363131.html

2013年5月8日

5月14日(火)岡山市にて講演会




「原発に頼らない未来のために今できること」


日時  5月14日(火) 18:00~


会場  岡山市勤労者福祉センター
     岡山市春日町5-6


参加費 500円(資料代) ※どなたでも参加可能です。


主催 緑の党の参院選を支援する岡山実行委員会


お問合せ 横田えつこ・鬼木のぞみ事務所
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2013年5月7日

【ピックアップNEWS】 「イスラエルがシリアの軍事施設に劣化ウラン爆弾を」

田中優「イスラエルがシリアの軍事施設に“新兵器”、「劣化ウラン爆弾」を使った。
キノコ雲が上がり、あたり一面は粉々になった。

普段からイスラエルの軍事行動は批判してきたが、今回はアラブの春の余波から起きたシリアの民主化運動に、シリアのアサド政権は引退するどころか凶暴化し、周囲の国の支援を受けるために「イスラエルのせいだ」と言い出した感がある。
イスラエルはアサドの保身のために言いがかりをつけられたようにも見える。

しかしこのような兵器を使ったのはイスラエルの“軍事見本市”ではないか。
劣化ウランはタバコの煙より細かなホコリとなって肺から入って血に流れ込む。
こんな兵器はなくさなければいけない。」


ー日本にもその原料となりうるものがあるんですよね?

田中優「311の日にコスモ石油が爆発して、そこにあった劣化ウランが類焼したと千葉県議会の議事碌にあります。各地に保管されています。」
(当時の田中優の連載はこちら→http://rooftop.cc/column/tanakayu/120313180000.php


ー「劣化ウラン弾」とは違うのですか?

田中優「これまでの劣化ウラン弾はコンクリートを紙のように突き抜ける効果を狙ったものでした。しかし今回のものは大きく爆発して、周囲の建物を粉々にしているので、爆弾に劣化ウランの塊をパチンコ玉のように配置してモノではないかなと想像しています。
それが“新兵器”とする理由です。」


ー劣化ウランは他でも使われていますか?

田中優「飛行機のバランスを取るための重りにも使われていますよ。鉛より安いもので。
飛行機事故が起こった時、その劣化ウランがあるせいで救援が遅れたりしますから、やはり使うべきではないですね。」



‘Israel used depleted uranium shells in air strike’ – Syrian source — RT News をご参考ください。

2013年5月6日

【ピックアップNEWS】 「ペナペナの防波堤に1000億円!?」





「(中部電力の)原発停止を補うために要する火力発電の燃料費は年間3000億円規模。
2014年3月期の連結最終損益は850億円の赤字を見込んでおり、これで3期連続だ。」

と言われるんだけど、このペナペナの防波堤に1000億円かけたんだ。

津波が防げるわけがない上、これ作らなければ黒字だったことになる。

「なぜ防げないと言うんだ」と思う人は東北の津波被災地で聞いてみるといいと思う。(田中優)



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※写真の出典「ほぼつながった浜岡原発の防波壁(16日、静岡県御前崎市で、読売ヘリから)=安川純撮影」で、http://hibi-zakkan.net/archives/21418297.html から。

 ※1000億円の出典はこちら。
http://desktop2ch.tv/newsplus/1311311731/

5月12日(日)今年で6回目!「ライヴ・アースまつやま」






2008年から開催された「ライヴ・アースまつやま」も今年で6回目を迎えました。
田中優、UAさんは第一回目から毎年出演させて頂いています。
今年もゲストやブース出店などたくさん出ていますので、ぜひ楽しんでいってください。


日時 5月12日(日)10:00~18:00 (雨天決行)

会場 松山市 堀之内 城山公園 ふれあい交流広場


田中優出演時間 ⇒13:00~と15:20~の2回の出演予定

チケット 前売 1,500円 当日2,000 高校生以下無料


▼タイムテーブル・MAPなど詳細はこちらへ
http://liveearth-matsuyama.com/




10:00  OPEN
オ-プニングライブ  hanp(hanchan&Peace-K)
11:00  DEWACHEN
12:10  Takuji(青柳拓次) 
13:00  田中優
13:20  元ちとせ 
14:10  LITTLE TEMPO          
15:20  田中優  
15:50  UA 
17:00  フィナーレ

2013年5月3日

『 憲法の大切さを思う 』

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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第223号
2013.5.3発行

※このメルマガは転送転載、大歓迎です。
http://www.mag2.com/m/0000251633.html


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□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■



 日本の憲法、とりわけ9条は「理想主義だ、非現実的だ」という意見が
よく言われる。しかし憲法は「今」の時代だけのものじゃない。
 将来、可能な限り永劫に使いたい理想像なのだ。


 私たちが可能な限り戦争をしない、なくしたいと思うのは当然ではないか。
とりわけ多くの身近な人を犠牲にした焼け野原の戦後に立てば。


 今回取り上げた幣原喜重郎氏に対する聞き取りは、そのことを強く感じさせる
ものだった。現実だけで憲法を作ったら、「金儲けの自由」や「倫理のない職業
選択の自由」などばかりになるだろう。

 理想を持たない憲法は「憲法」の名に値しないものだと思う。


……………………

以下、4/30発行の有料メルマガより抜粋


 『 憲法の大切さを思う 』



言いたくない護憲


 今日は憲法記念日。しかし今年はいつもと違って、憲法を壊そうとする人たちの
気配が濃厚にある。ぼく自身は環境活動家で、特に「憲法を守れ」という言葉を
声高に言ったことはない。しかしぼくは今の憲法を貴重なものだと思っている。


 なぜ声高に主張しないかと言えば、ひとつは環境の活動をするのに思想統制され
るべきでないと思うからだ。どんな考え方でもいい。活動するときに、その思想に
よって区別されたのでは、無意味に運動を狭めることになるからだ。


 「私は納豆にネギを入れるのには反対です」という意見と合わないから、だから
一緒にやれないというのでは永遠に小さな枠の運動から出られなくなる。
 しかし一方で、大事なポイントで異なってしまった場合には一緒にできなくなる
こともある。でも可能な限り、違いは違いとして一緒にやれるだけの許容性は持ち
たいと思うし、厄介さを回避したいからだ。


 もうひとつ声高に言わない理由は、「左翼」という狭い枠に閉じ込められるのが
嫌だからだ。以前に雑誌で対談をしたときに、ある人から「田中さんはマルクス
主義者ですね」と言われた。ぼくが答えたのは、


「ぼくはぼく以外の人の考えを信じなければならないほどバカではありません。
 この肩の上に乗っている頭があるのですから、自分で考えて答えを出します」


 というものだった。
 ぼくはぼく自身で考えて判断する。そのための努力は欠かさない。
 それを「マルクスはこう言った!」の一言で結論付けるような、愚かしい判断が
できるはずがないからだ。 (中略)



憲法に守られてきた実感


 ぼく自身の大学での専門は法律だった。だからずいぶん学んできた。そして公務員
になったとき、宣誓書を書かされた。そこにはこんなことが書いてあった。「日本国
憲法を尊重することを誓う」というものだ。ぼくは喜んでそこに署名した。なぜなら
この憲法には思想信条の自由や平和主義があり、それに反することを仕事として押し
付けられたとしても、それを拒む権利があるからだ。


 だから公務員になったとしても、「勝手な解釈による不正な強制」は拒むことが
できる。公務員の世界にもたくさんのおかしなことがある。しかしそれを拒む権利
がこの宣誓によって与えられるのだ。

 そしてその通り、違法な命令に対しては拒み続けた。住民のためにならない命令
には抗議を続け、理不尽な強制に対しては拒否し続けた。(中略)


 そのときぼくの後ろ盾になったのは、この憲法99条だった。ぼくは上司たちから
雇われているのではない。サラリーは地域の住民の方々からいただいているし、
仕事は憲法に則ってしているのだから。



戦争は容認しない

 しかしその憲法が変えられてしまったらどうなるのか。
 たとえば「戦争の放棄」がなくなってしまえば、軍隊による圧力が役所にかかって
きたとしても拒否できなくなる。「思想信条の自由」がなくなってしまえば、当局
からの強制に対して拒否ができなくなる。


 ぼくが住民の利益を考えて拒否してきたことが、拒否できなくなってしまう。
もともと役所の中で上司からの命令を拒否しようとする人は少ないから、あまり変
わらないのかもしれないが、それでも拒否できる後ろ盾を失うのは大変なことなの
だ。中でも憲法9条は、安心できる社会の基盤だった。

(中略)

 その外交能力が史上最低レベルまで下がってしまった日本が、憲法9条をなくし
てしまったとしよう。どう見えるかは明らかではないか。あの自分勝手で野蛮なこ
とばかり言う政府が軍事に道を開いたのだ。戦争になる準備をしなければならない
だろう。戦後に抑えてきた軍拡の猜疑心に道を開くのだ。


 しかし改憲論者は言う。「これは戦後の占領軍によって押しつけられた憲法で
あって、自ら自主的に制定したものではない」と。しかしそれにしては日本人の
心情によくフィットする。そのことが不思議だった。


 しかし今回、以下の記録を読んでやっと理解した。この条文を入れたのは幣原
喜重郎(しではら きじゅうろう)だったのだ。
 http://kenpou2010.web.fc2.com/15-1.hiranobunnsyo.html

(中略)


▼ あまりに日本的な

 こうした考え方は、少し前の日本人の生き方から考えたら素直に理解できる。
人々は自分の利益のためではなく、人々に良かれと思って生きていたからだ。しか
しそこには弱さもある。何より強く主張する人々に押し切られる危険性があるから
だ。その強い主張がただの金儲けのためだったとしても、「彼があそこまで言うの
だから」と受けてしまう危険性は常につきまとっていたのだと思う。


 しかし、こんないかにも日本臭い、書生じみた理想主義の日本国憲法がぼくは好
きだ。「理想主義」という批判は当然だ。そうなろうとする理想像にすぎないのだ
から。しかし理想を持たない今の利益のためだけの憲法なら、そもそもいらない。

 憲法は理想に向けて、政府や権力を規制するためにあるものだ。権力者があまり
にも勝手にすべての力を持ってしまわないように、少しずつ削ってきたのが「三権
分立」だったり「立憲主義」だったりした。その権力を縛る大事な書類が「憲法」
なのだ。


 これは国民を縛るためのものではなく、権力を持つものを縛るためのものなのだ。
その根本を理解していない政治家たちによって壊されるままにするのは、愚かすぎ
はしないだろうか。


「この縛っているロープが邪魔なんで取ってくれないか。
 そうその調子。やっと外れたね。
 せっかくここにロープがあるんだから、
 このロープで君たちを縛らせてもらえないかな。
 だって公共の福祉って大事だろ? 
 福祉の名のもとに、君たちが義務を忘れて権利ばかり言い出したら困るだろ? 
 全員じゃないよ、一部のわがままなヤツを縛るだけさ・・・」


 今の安倍首相は明治初期にやっとのことで解いた不平等条約を、TPPによって
自ら受け入れようとしている。そして権力者を縛るためのロープで、国民の自由を
縛ろうとしている。


 こんなことをさせないために、ぼくらは少しだけ賢くなったほうがいいのでは
ないか。・・・


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つづき・詳細は2013/4/30発行の
田中優有料・活動支援版メルマガ「田中優の未来レポート」にてご参考ください。


▼第40号 「憲法の大切さを思う」
 http://www.mag2.com/m/0001363131.html